オーストラリアで税金・GST払い戻しする方法。課税対象のお土産はどれ?

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無駄なくお金を持ち込む

オーストラリア内で購入した商品を日本に持ち帰る場合、購入時に支払った10%の税金(日本で言う消費税)を払い戻しできます。

 

お土産などを購入した額の10%分が帰ってきます。

 

ただし、細かいルールがあるので、できるだけわかりやすく、体験談も交えながら解説しました。

手続きも空港で案外簡単に済ますことができるので、帰国の時にまとめて済ましてしまいましょう。

 

2019年5月更新!何度かブログに問い合わせがあり、勘違いしている方もいるようなので、法律違反にならないように注意点を細かくまとめたのでそちらもぜひチェックしてみてください。

 

 

GST払い戻し制度を乱用しないための注意点

永住者の方、もしくはワーホリの方で一時帰国する方は、法律違反に気をつけないといけません。

例えば、300ドル以上の物を購入し、一時帰国の時にGST払い戻し申請をしたとします。その商品をオーストラリアに持ち帰り、

 

入国時に申告し忘れるとペナルティーがあります。最大で、150%のGSTを返却しなくてはいけません

 

この制度は基本、海外からオーストラリアに来た旅行者が対象。

あくまで税金はオーストラリアで消費される商品にかけられるもので、オーストラリアで商品を使用するなら本来支払うべき税金です。なので、在住者も申請可能ですが、日本に住む友人へのお土産など、オーストラリアに持ち帰らないものが対象だと思った方がいいと思います。

 

ただし、商品が大人一人あたり、900ドル以下の商品なら申告しなくても大丈夫。

それ以上の価格の商品を申告しなかった場合、ペナルティがかせられます。

この900ドルはグループ一緒に旅行する人数で上下するので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。

 

ちなみに、私の知り合いで、オーストラリアで高価な指輪を購入し日本に帰国時に税金払い戻しをした方がいました。詳しい金額は聞いていませんが、相当な額だったそうです。

 

その方がオーストラリアに再入国した際、別の部屋に呼ばれ全身ボディチェックを受けたそうです

 

高額なものを税金払い戻しすると、政府のチェックリストに入り、入国するたびに払い戻ししたものをもちこんでいないかチェックされるのでもしオーストラリアで使う予定があるなら、払い戻し申請をしない方が賢明だと思います。

 

オーストラリアのGSTとは?

GSTとは税金(日本でいう消費税)のこと。2019年現在、10%。

 

消費税は国民に還元するためのものなので、オーストラリアで購入した商品を、オーストラリア国内で消費しない場合、例えば、お土産を日本に持ち帰るなら、購入時に発生したGST(消費税)を払い戻し請求できます。

食品関係は基本的に非課税ですが、お菓子、加工食品などは課税対象です。自分が買ったものが課税対象かどうかチェックするには、レシートを確認するか、政府のサイトから確認できます。

 

GST払い戻しするための条件・チェックリスト

GSTを支払った商品すべてが払い戻し対象ではありません。いくつかの条件があります。

  • オーストラリア国内で購入したもの
  • 購入してから、60日以内のもの
  • $300以上のもの
  • レシートは必須
  • 1000ドル以上のものは、レシート・invoiceに住所と名前が必須

 

ひつの商品で300ドル以上でなくても、いくつかの商品の合計金額が$300以上でも大丈夫。

ただし、同じお店から買ったものの合計が300ドル以上でなくてはいけません。

つまり、200ドルの商品をひとつのお店で買って、別のお店で200ドルの商品を買って合計金額400ドル分購入したとしても別のお店なので対象外になってしまいます。かならずひとつのお店から300ドル以上のものを買うようにしましょう。

 

60日以前に購入したものは、対象外になってしまうので、何か高額なものを購入するなら、オーストラリアを離れる直前に購入しましょう。

 

さらに、$1000以上のものを購入した場合、レシートに、あなたの名前と住所が書かれていなければなりません。住所が書かれていないレシートも多くあります。その場合、お店の人に払い戻しすることを説明し、レシートを作成してもらいましょう。例えばオーストラリアでスマホやパソコンを購入する場合、レシートに住所と名前は必須です。もちろん、$1000ドル以下の場合、住所が書かれていなくても大丈夫です。

レシートに名前と住所を書いてほしい場合は以下のフレーズを使ってみてください。

 

「I am going to claim for the GST refund at the airport. Can you please reprint the invoice with my name and address?」

 

持ち込み用かばんに購入した商品を入れる

申請する際必要なものは、2つ。

  • レシートと、
  • 購入した商品

 

購入したものはCarry-on baggage(持ち込み用かばん)に入れます。

つまり、チェックインするときに預ける荷物に入れずに機内に持ち込むカバンに入れましょう。

 

TRSの営業時間を確認し、早めに空港に行こう

申請する場所は、空港でTRS (Tourist Refund Scheme)を見つけてください。

気をつけないといけないのは、TRSの営業時間は、5amから10:30pmです。(2015年現在)

念のため、一番下のURLで営業時間を確認することをお薦めします。詳しくは以下の記事を参照してください。

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出発の30分前に申請カウンターに行っても、申請を受け付けてもらえません。

申請で飛行機に乗り遅れたら、元も子もないですからね。

最低でも1時間早くつくようにしましょう。

私の場合は、普段、登場2時間前には空港につくようにするので、もし申請をする場合は3時間前を目標にしています。

シドニーの空港は利用者が多いためか、ピークタイムに行くと長い列ができています。

朝と夕方(ピーク)に行く場合は特に気をつけて、1、2時間早めに行くべきです。

 

開封しても申請できる?

いくつかのサイトでは、開封したものは対象外と書いてありますが、開封してあっても大丈夫です。

実際に、スマホを払い戻ししましたが、その時は携帯本体と、レシートを持っていくだけで、購入した時のパッケージなどは必要ありませんでした。

 

その時の体験談はこの記事にまとめたので参考にしてみてください。

私の友人も、いちいちパッケージを持っていかないでも、商品の本体(パソコンならパソコン)をかばんから取り出すだけだそうです。

 

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