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オーストラリア銀行口座のおすすめは?ワーホリ・留学・非居住者向け|2018年更新

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オーストラリア4大銀行CommonWealth, NAB, ANZ, Westpack オーストラリア基本生活情報
オーストラリア4大銀行CommonWealth, NAB, ANZ, Westpack

オーストラリアではワーホリメーカーや留学生などの長期滞在ビザを持つ人は、比較的簡単に銀行口座を開設することができる。ただし銀行口座は少し複雑でうまく選べば、

預ける金額によるが年間数万円、もしくはそれ以上の利息が生まれる。

オーストラリアの金利は日本の20から30倍以上なので、うまく利用して効率よくお金を増やさないともったいない。

というわけで、永住者の私がオーストラリアの口座選びと開設方法について解説します。

すべて読む時間が無いという人は、ワーホリ向け銀行口座留学生向け銀行口座か、長期滞在者(永住者)向け銀行口座をみてほしい。必ず自分に合う銀行口座が見つかるはずです。

 

オーストラリアの大手銀行

オーストラリアの大手銀行といえば、

  • NAB (National Australian Bank) ナブ
  • CBA (Common Wealth Bank) コモンウェルス
  • ANZ (The Australia and New Zealand Bank) エーエヌゼット
  • WBC (Westpac) ウェストパック

の4つ。現地の人なら誰もが知っている銀行で、日本で言えば三菱UFJや、みずほと同じような位置づけ。ATMと有人の店舗が全国どこにでもあり、質の高いカスタマーサポートを保っている。

 

オンライン銀行で有名なのは、

  • UBank (ユーバンク)
  • MeBank (ミーバンク)
  • ING Bank (アイエヌジーバンク)

オーストラリアの大手銀行と違い、実店舗は無いがそのかわり高い利率(金利)が売りだ。大手銀行と違い潰れるかもと不安に感じる人もいるかもしれないが、政府に認定されているオンライン銀行もあり、万が一潰れた場合でも政府が担保してくれる銀行もある。この記事内で詳しく解説する。

滞在が終了しオーストラリアの口座を解約せずに日本に帰国した場合、非居住者に課せられる税金(10%)が徴収される。非居住者の税金対策、口座の解約についてはこの記事の後半で解説する。

 

オーストラリア口座の種類とその違い

オーストラリアの銀行口座は基本的に3つ。取引、普通と定期預金口座。括弧内は英語の表記。

  • 取引口座(Transaction Account)
  • 普通預金(Saving Account)
  • 定期預金(Term Deposit)

取引口座を作るとどの銀行も普通預金口座を自動的に開設してくれる。普通預金の名称は銀行ごとに違い、NABならiSaver、Comm BankならGoal Saver, Net Saverなどと呼ばれる。

最近では普通預金にも複数の種類があり、最初の数ヶ月のみ高い金利でその後一気に下るタイプのものと、ある特定の条件で一定の金利を保つタイプの2種類が主流。この2種類の普通預金をうまく使い分けることで大きな金利を生むことができる。

2018年現在、普通預金の方が定期預金よりも金利が高い傾向がある。定期預金は日本のものと同じように一定期間引き出すことができない代わりに、最初に指定した金利を一定期間保証してくれる。

逆に普通預金はいつでも出金、入金できる代わりに、月ごとに金利が変わってしまう可能性がある。

近年オーストラリアの金利は下がり続けていて、銀行からすると長期の金利を約束する定期預金はリスクが高いため、最近ではいつでも金利を変更できる普通預金の方が金利を高く設定している銀行が多い。

 

口座開設に必須の書類

オーストラリアの銀行口座はオーストラリアに到着後6週間以内ならパスポートのみと、本人確認をするだけで銀行口座を開設できる。

注意してほしいのは、6週間をすぎたら、100ポイントの身分証明を満たさないと口座を開設できなくなってしまう。パスポートで60ポイント、出生証明書で35ポイントだが、日本の出生証明書を英語に訳して持ってくなくてはいけないためワーキングホリデーメーカーにとっては面倒。

もちろん、他の書類でポイントを稼ぐことも可能だが、すべての書類を集めるのが難しいはず。学生は学生ビザとパスポートを見せれば審査が通るはずだが、ワーキングホリデービザの人は必ず6週間以内に銀行に行くようにしよう。

以下に口座開設時に最低限必須の書類、情報をまとめた

  1. プリントアウトしたビザ許可書
  2. パスポート
  3. 6週間以内に来豪したと証明できる航空券
  4. 携帯番号

 

ワーキングホリデーで語学学校に通う場合学生書が発行されるが、あくまで重要なのはどのビザを持っているか。学校に通っていても学生として扱われない可能性があるので必ず学生ビザで渡豪するならその許可書がEメールで政府から送られてくるはずなので、その書類をプリントアウトして銀行に持っていこう。

銀行口座開設と同時にオンラインバンクにアクセスできるようになる。その時に携帯にSMSでパスワードが送られてくるため携帯番号は必須。口座を作る前にかならず携帯番号をゲットしておこう。安く携帯を利用する方法は以下でまとめた。

オーストラリアの携帯SIMカード11社の料金比較と購入方法【2018年更新】
オーストラリアの主要通信キャリアはTelstra(テルストラ),Optus(オプタス),Vodafone(ボーダフォン)の3つ。もちろん、日本のSIM(au, docomoなど)で国際ローミングすることも可能だが、通信費は10倍以上で最悪の方法。今日おすすめする現地SIMと手持ちの携帯を使えば月約1000円以下に節約することもできる。すべての記事を読む時間が無い人は、旅行者者向けSIMの料金比較か、長期滞在者向けSIMの料金比較だけでもチェックしてほしい。必ずオトクにネット、通話環境を利用できるはずだ。

 

金利が高いオーストラリア銀行口座の選び方

銀行口座を選ぶ上で比較する項目は多くあるが、基本、金利に注目して銀行口座を選べば間違いない。

特にオーストラリアで稼ごうと思っている人は月数ドルの口座維持費よりも利息の方が大きくなる。

帰国後の送金を考えて、日本の支店がある銀行を選ぶ人も多いが、実際は営業の拠点があるだけで法人向けのサービスしかしていない。オーストラリアで発行された口座などの手続き、送金などは行っていないので日本の支店では対応してくれないので結局オーストラリアにある支店に電話で問い合わせるしかない

また、日本との海外送金をしたい場合、日本の銀行とオーストラリアの銀行同士の海外送金は高額な手数料と低い為替レートのため最悪の方法。最近ではオンラインでの海外送金例えば、「TransferWise」を利用した方が、圧倒的にお得に送金することができる。詳しくは以前の記事でまとめた。

 

高い利息を生み出すには普通預金と定期預金口座をうまく選ぶのがコツ。

しかし定期預金は一定期間お金を引き出せないため、永住者には向いている方法だが短期で滞在するワーキングホリデービザや留学ビザの人にはあまり向いていない。

そういう人には普通預金を利用しよう。普通預金も先程説明したとおり、2種類のタイプが存在する。

  • 最初の数ヶ月高い金利のもの(普通預金A)
  • 入金などによってある程度の金利を維持できるもの(普通預金B)

この2つがある。少し条件が複雑なのでオーストラリアに来たばかりの人は混乱するかもしれない。しかし、一度理解してしまえば年間数万円もしくはそれ以上の利益がある。

例えば10000ドルを一年預けるとしたら250ドル(約3万円)ほどの利息がつく口座もあれば、50ドル(約6千円)ほど、もしくはそれ以下の口座もある。ほとんどの人は細かいルールを理解するのが面倒で、金利が低い口座に預けっぱなしにしているので損している。

細かいルールは以下で詳しく開設していくがまずは以下の4大銀行金利比較表を見てみよう。

 

4大銀行口座維持費、金利比較表

オーストラリア4大銀行の口座維持費、普通預金金利、定期預金金利、ATM台数をまとめると以下の通り。

先程説明した通り、オーストラリアの普通預金口座は2種類ある。名称は銀行ごとに違うがどこもビジネスモデルは一緒。

最初の数ヶ月のみ高い金利でその後一気に下るタイプのものを普通預金Aとし、特定の条件で一定の金利を保つタイプの普通預金Bがある。この2種類の普通預金をうまく使い分けることで大きな利息を生むことができる。

ワーキングホリデー、留学生ビザ、長期滞在者(永住者)向けのおすすめ銀行口座を以下にまとめたのでひとつひとつ解説していく。

銀行名 維持費($) 普A(%) 普B(%) 定(%) ATM(台)
NAB 0 2.55 2.5 2.6 3400
CBA 4 2.51 2.3 2.65 4000
ANZ 5 2.55 1.7 2.6 2600
WBC 5 2.5 2.3 2.5 3000

口座維持費を絶対払いたくない人は、NABかWestpac。NABはいつでも誰でも維持費は無料で、Westpacはオーストラリアに来て、1年以内ならビザに関係なく誰でも維持費が無料になる。

数字はあくまで2018年11月のもの。常に変化するのであくまで指標として見てほしい。

オーストラリアに来たばかりの人は事情を知らず、普通預金Aしか利用していない場合が多く損している人が多い。以下のまとめを見て一番自分に合う銀行口座を選ぼう。

 

ワーキングホリデー向け銀行口座

ワーキングホリデービザに最もおすすめの銀行NAB

出典:arnnet.com.au

ワーホリで1,2年ほど滞在する人は、大手銀行口座のNABがおすすめ。

私はオーストラリアに来た時、最初に利用したのが、NABのClassic Bank(普通預金)。理由は、Classicは完全無料で維持費がかからない。4大銀行でNABしかこのサービスをしていない。

他の銀行でも維持費がかからない口座はあるが、一定の条件(学生限定、2000ドル毎月振込みがあるなど)を満たさなければならず、条件を満たさないと維持費がかかってしまう。

ワーキングホリデービザの場合、ひとつの雇用主のもとで働き続きけるとは限らないし、語学学校などに通う場合もあるので口座の維持費がかからないNABを選ぶのが無難。

また大手銀行は日本から開設できるため、英語に心配がある人、学校がすぐに始まる人は事前に準備しておくこともできる。

 

NABには2つの普通預金

  • iSaver (普通預金A)
  • Reward Saver (普通預金B)

があり、Transaction Account(取引口座)を作ると、iSaver (普通預金口座A)を自動的に作ってもらえる。

iSaverは、最初の4ヶ月のみ2.55%と高い金利で、その後0.5%に下がってしまう。

高い金利を維持するためには、Reward Saver(普通預金B)を別に開設することで、2.5%という高い金利を維持できる。ただし、Reward Saverは月一度の入金をしなくてはいけないし、お金を引き出したらもとの0.5%に戻るという条件があるので注意が必要。

この条件さえ満たせば、他の銀行以上の高い利率を維持できる。もしReward Saverを使わなかった場合と、使った場合を比較するおt、200ドル(約1万6千円)ほどの差額が生まれる(*100万円を1年預けたと仮定)。

NAB公式サイトをチェック

留学生向けオーストラリア銀行口座

留学生におすすめしたいオーストラリア銀行口座Westpac
出典: cairnscentral.com.au

留学生におすすめの銀行口座はNABかWBC(Westpac)になる。

 

WBCには2つの普通預金

  • Westpac eSaver (普通預金A)
  • Westpac Life (普通預金B)

があり、Westpac ChoiceというTransaction Account(取引口座)を作ると、Westpac eSaver (普通預金口座A)を自動的に作ってもらえる。

NABの唯一の欠点は毎月の入金をしないと金利が0.5%に一気に下がってしまうこと。

WBCのWestpac Lifeも同じように金利は下がってしまうが、Base rateが1%なので他行の2倍に設定されている(他はどこも0.5%)。

しかもWBCの普通預金Aは最初の5ヶ月2.51%で、NABより少し低いが最初の4ヶ月のみ2.55%のNABと違い、1ヶ月長く普通預金Aに預けていられる。

それ以降は、普通預金Bに預けて毎月入金してもよいし、もし入金を忘れてしまったとしてもBase rateの1%は確保できるので預けておくだけである程度利息がもらえる便利な口座。

ただし、金利はNABの方が高いの毎月の入金を忘れない限りNABがやっぱり最もお得な口座と言っていいだろう。

WBCで口座維持費を免除するには、フルタイムの学生、もしくは2000ドル以上の毎月の入金で維持費が0になる。

Westpac公式サイトをチェック

長期滞在者・永住者向け銀行口座

2年以上の長期滞在者におすすめの銀行はNABかCBA(Common Wealth Bank)どちらかで良いと思う。どちらも金利が高く間違いない銀行。

CBAの普通預金はNet SaverとGoal Saverの2つ。Net Saver(普通預金A)は最初の3ヶ月は2.51%。それ以降は0.5%。Goal Saver(普通預金B)は月々200ドル以上の入金があると1.65から2.3%にアップする。

CBAを短期っ滞在者におすすめしないのは、口座維持費を免除するためのルールが他よりも厳しく設定されているため。

  • 2000ドル以上の毎月の入金
  • 21 – 24歳は月1000ドル以上の入金
  • 21歳以下は学生ビザ

などの条件で口座維持費が0になる。

長期滞在者、永住者はこれらの銀行と、オンライン銀行の口座も持っておこう。

短期滞在者には利用できない人が多いが、永住者などMedicare Card(国民保険的なもの)や長期滞在が許可されたビザを持つパスポートがある場合は、オンライン銀行の申請が可能。

大手銀行のように店舗を持たないが、必要な場合は大手銀行の口座にお金を移して、利用する。それ以外のお金はすべてオンライン銀行に預けてより金利が高い口座を利用するのがおすすめ。

記事が長くなってしまうので、定期預金などのオンライン銀行口座については、こちらの記事も合わせて読んでみてください。

 

デビットカードPayWaveについて

大手銀行の取引口座を開設すると、どこもデビットカードを発行してくれる。

これをPayWaveもしくはPayPassという言う。

オーストラリアでどこにでもあるメジャーなスーパー、WoolworthsとColesで利用でき、カードをかざすだけで支払いができ、お金は取引口座から自動的に引き落とされる。

このWoolworthsとColesのスーパーでは手数料はかかりませんが、Aldiでは0.5%の手数料がかかるので気をつけてください。

AldiはColesとWoolworthに並ぶぐらいメジャーになってきているスーパーです。

タクシーで利用すると、10%の手数料がかかるので、絶対に使わないようにしましょう。代わりに、現金を使うかUberを利用するべきです。

以前の記事に、Uberのクーポンを載せておいたので気になる方はここからどうぞ。

また、小さいお店だと最低$10使わないと手数料が掛かるケースもあります。

使う前に「Can I use ‘PayWave’?」と聞けば、お店の人が手数料が掛かるかどうか説明してくれます。

 

帰国後の口座を維持するか、解約すべきか?

オーストラリアの利率は日本の約20~30倍のため、オーストラリアの口座を帰国後も維持したいと思う人も多い。

しかし、オーストラリアの銀行口座からお金を送金したり、住所変更などをする場合、オーストラリアの携帯番号に送られてくるSMSを暗証番号として受け取らなくてはならず、日本に帰国した場合手続きが難しくなる。

また帰国後、日本で行う所得税の申告の際、オーストラリアの銀行預金から生じた利子も所得として申告し、オーストラリアの利子に対する税金を払っているなら外国税額控除を受けるなど日本国内でも手続きが必要になる。

これらの面倒な手続きをしても良い、ある程度の英語ができるという人は、解約せずに維持しておくと日本の銀行に預けておく以上の利息が得られる。

 

オーストラリア銀行口座維持、解約方法

維持するにしろ、解約するにしろ銀行での手続きが必要になります。

維持する場合、近くの支店に出向き住所変更を行う。オーストラリアの非居住者として扱われるため、銀行が自動的に非居住者に課せられる税金(10%)を口座から徴収する。

これをしておけば、日本に対する納税の義務がなくなる。ただし、二重課税されないために外国税額控除を日本で手続きしないといけない。

もし居住者のまま帰国してしまうと、利息がオーストラリア国内での収入とみなされ、金額が一定数以上になるとオーストラリアのタックスリターンの必要が生じます。

タックスリターンの手続きをしないと、オーストラリア国税局の調査が入り、最悪ペナルティを受けることになります。

オーストラリアの携帯番号がないとログインできないmyGovというサイトで連絡事項を読まないといけないため、帰国後はまた手続きが面倒になるため、かならず銀行支店での住所変更は必ずしておきましょう。

 

まとめ

いろんな銀行口座を紹介してきて、唯一ANZだけはおすすめしなかった。ANZもそれほど悪くない。ただすべてが平均点すぎておすすめできるポイントがあまりない。ANZにするならNABにしておいた方が間違いない。金利、口座維持費、ATM数すべての面でNABが上回っている。

ANZを選ぶ理由があるとすれば、オーストラリアのワーホリが終わったらニュージランドでワーホリをしようと思っている人にはありかもしれない。オーストラリアの口座にあるお金をニュージランドのATMから引き出すことができる。ただし、手数料を取られてしまうし、為替レートもいまいちなのでニュージーランドに長期滞在する気ならオーストラリアの口座からニュージーランドの新しい口座にTransferWiseで送金した方一番お得になる。なので結局ANZを持つ理由はあまり無いということになってしまう。

もし質問などありましたら、Twitterもしくは下のコメント欄に気軽に聞いてくださいね。

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