オーストラリアの動物、文化を楽しみながら学びたいなら「オーストラリアン博物館(Australian Museum)」がおすすめ。
膨大な数のオーストラリアの珍しい固有種、絶滅危惧の動物の剥製や動画を一度に見ることができます。
恐竜の模型やアボリジニーの展示物などいろんなものがあるので、飽きることなく楽しめました。
都心部からすぐ近くで、ロケーションも最高ですし、子供のためのプレイルーム、バリアフリーの設備も完備しています。
動物好きならシドニー観光の合間に立ち寄ってみましょう。ちなみに、生きている動物がみたいならシドニーのワイルドライフ動物園も必見です。
では、体験レポートに行ってみましょう。
オーストラリア最古の博物館「オーストラリアンミュージアム」
1821年に設立され、当時は自然史、人類学を主に扱った博物館だったそうです。
観光客には、数多くのコレクションが見ることができる「オーストラリアの図鑑」的な役割もありますが、
動物学、鉱物学、古生物学など幅広い分野の研究機関としても有名で、オーストラリアの動物の保護に必要不可欠な施設となっています。
建物自体も歴史的なもので、古いデザインをなるべくそのままに改装を繰り返しています。建物だけでも見る価値があるかもしれません。
オーストラリアン博物館への行き方、地図
名称:Australian Museum
住所:1 William St, Sydney NSW 2010
営業時間:朝9:30から夕方5時まで
地図からもわかるとおり、ウイリアムストリート(William Street)カレッジストリート(College Street)の角にあります。(上の地図上にある紫色のマーカーがオーストラリアンミュージーアム。)
最寄り駅は、ミュージーアム(Museum)駅。駅から降りたらハイドパーク(Hyde Park)内を通って、ウイリアムストリートに出たらその角です。
ハイドパークとはシドニーの都心部にある巨大な公園のこと。ときどきいろんな催し物もやっているし、綺麗に整備されているので観光スポットにもなっています。
ANZACという第一次戦争で戦ったオーストラリア・ニュージーランド軍団の記念碑があり、私たちが通りかかった日もたくさんの退役軍人の方が集まっていました。
オーストラリアン博物館の建物自体が大きくすぐ目につくので迷うことはないはずです。
シドニーでの電車の乗り方については過去記事を参照してください。
オーストラリアン博物館内の地図、ランチはどうする?
チケットは公式サイトで事前購入しておくと10%ほど安く購入できます。私が調べた限り他のチケットサイトなどで安く購入できないはずです。
チケットを買うと地図を一緒に渡されるので目を通しておいた方が良いと思います。
3階の建物でかなり広いので効率的に地図を見ながら回りましょう。
博物館内は巨大なので早歩きで見て回っても最低3,4時間はかかると思います。
ランチを持って行った方が良いと思います。
4階にあるレストランは写真にある通りシドニーの景色が見渡せる人気のレストランなので立ち寄ってもいいかもしれません。ただし、割高。
地下にはカフェなんかもあるので軽食を買うならそこでも良いかもしれません。
安く済ませたいなら自分でもって行った方が良い。
オーストラリア固有の動物が多い理由
オーストラリア固有の哺乳類は今の所386種類見つかっているそうです。
脊椎動物も含めるとはなんと7300種類!(鳥類:828、爬虫類:917、両生類:227、魚:5000)
さらに、花などの植物も含めると全部合計で2万1千種類にも及ぶそうです。
これだけオーストラリアの動物、植物が多岐にわたるのは、オーストラリアのとんでもなく広い大地と、他の大陸から離れた場所で隔離された状態だからと言われています。
オーストラリア固有動物の生息地(分布)
カンガルーの生息地
カンガルー、はりもぐら、ボッサムはオーストラリア全域にいます。
フェアリーペンギン(コガタペンギン)
フェアリーペンギンはオーストラリア南部。メルボルンなどでも観光ツアーがあります。
タスマニアデビルやかものはしはタスマニア島に生息。
コアラはオーストラリア北、中、南部。
オーストラリアの鳥や魚類も含めると、膨大な数の剥製が展示されているのでぜひ一度見に行ってみてください。
壁一面にオーストラリアの鳥が展示されています。
アボリジニーの生活、芸術作品
オーストラリアに来たことがない方には聞き慣れない言葉かもしれませんが、アボリジニーとはオーストラリアの原住民のこと。
オーストラリアンミュージアムはそのアボリジニーたちの生活、魚、動物を捕まえるのに利用された器具類、芸術作品などを展示していて、西洋人が侵略する前の貴重な歴史的遺産として保存しています。
マンモスの展示物
季節限定で行われていたマンモスの展示会からも珍しい写真が撮れたので少しトピックとはずれますが載せておきます。
モエリテリウム(Moeritherium)近蹄類
モエリテリウムというマンモスの起源となったものらしいです。
マンモスの模型、歯型、牙など
コレ以外にも「オーストラリアの200の宝物」という展示部屋や、恐竜の模型などジャンルがひろすぎてひとつひとつ拾いきれないほど多くの展示物がありました。
オーストラリアン美術館まとめ
展示物が多すぎて記事にまとめるのが難しかったのですが、動物に興味がある人はもちろん、オーストラリアの文化、貴重品が見たい方は楽しめるはずです。
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