【驚き】オーストラリアと日本の小学校の違い・比較。低学年編 !

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オーストラリアで子育て

日本の小、中、高ずっと日本の教育を受けてきた私がオーストラリアに移住し、結婚し、子供が生まれ、ついに我が息子もオーストラリアの小学校1年生になりました。

子供を通して、オーストラリア小学校教育制度がつかめてきたので、日本の小学校と比較してみようと思います。これから移住を考えている人、子供の教育に日本が良いか、オーストラリアが良いか、迷っている人に向けて記事を書いていきます。

嘘、給食無いの…?

オーストラリア小学校の授業風景。電子黒板で授業を行う
オーストラリア小学校の授業風景。電子黒板で授業を行う

オーストラリアと日本の小学校の一番大きな違いは、もしかしたら給食がないことかもしれません。日本の小学校だと、給食当番があり、毎日クラスの誰かが給食を取りに行き配膳し、そしてみんなで同じ物を食べるという習慣があります。

しかし、オーストラリアではランチボックス、日本で言うお弁当を持参ます。お弁当とと言っても凝ったものではなくサンドイッチだったり、ちょっとしたおにぎりだったりお菓子やポテトチップスを入れたりする人もいて、家族によって様々なお弁当を持ち寄ります。

やはり毎日お弁当を用意して持たせるのは親にとって負担ですし、毎日必ず栄養バランスが考えられた給食が食べれる日本の給食って、むちゃくちゃありがたい存在なんだとと感じています

教科書がないって本当?

さらに驚いたのはオーストラリアでは基本、教科書はありません。日本のように、国語、算数、理科、社会、教科ごとに一冊一冊本が配られるということはありません。

日本の教科書。オーストラリアでも領事館から申請すると手に入る
日本の教科書。オーストラリアでも領事館から申請すると手に入る

学校に数冊ノートブック置き、先生がホワイトボードに書いた例えば文章などを自分のノートに書き写して英語のスペルやグラマーなどを学んでいくのが基本です。また電子黒板があってそこでパソコンにある英語や算数などの教材を映し出すことができるみたいです

日本で自分の教科書に名前を書き込んだり、線をひいたりした思い出がある私には、教科書がないという事実にカルチャーショックでした。

不思議なのはオーストラリアでは教科書がないのでどうやってオーストラリアの先生たちはカリキュラムをうまく管理しているのかな思います。日本だったら全国に配られた教科書に沿って授業が進んでいくわけですが、オーストラリアだと教科書自体がないので。先生だけに配られるカリキュラムがあるということなんでしょうか。ここら辺はちょっと分かりません

お金がかかるオーストラリアの習い事、部活

オーストラリアでは部活というものがありません。似たようなものはあって、部活と言うよりも、選択して自分が好きなものを選択でき、必ず入らないといけないというものではありません。

例えば音楽楽器(キーボードなど)を使ったカリキュラムがあったり、スポーツができたりします。顧問は外部の先生だったりもしくは学校の先生でもありですが、月謝を支払って参加します

日本と比べて何か習い事をさせたい、部活動をさせたい学校外での何かプラスアルファ学ばせたいと思ったら日本よりもお金がかかってしまうはずだと思います

放課後はより安全だが、子供は自由に遊べない?

日本だと学校から自宅まで一人で家に帰ったりする地域もあるようですが、オーストラリアでは基本的に親が学校まで送っていきます。また、家で子供を一人にするのは違法で、日本よりもより子供の安全を重視している気がします

自由度が低いと言うか、悪く言えば常に監視している気がします。自分が小学生の時は放課後にクラスメイトと集まって友達の家でゲームしたり、公園に行って夜遅くなるまでずっと鬼ごっこなんかをして子供達だけで過ごしている時間があり、良い思い出ですが、オーストラリアでは大人がいない環境下で子供だけが過ごすということはめったになく、子供たちだけの時間が限られていると感じます

オーストラリアで子育てをする難しさ

日本の学校と違ってオーストラリアはより自由度が高く感じています。先生が自発的に宿題を作ってくれたり、放課後に先生が部活動で子供のサポートをしてくれるわけではないのでオーストラリアで子供を育てるということは、親がより子育てに参加しなくてはいけないということ

より子供に時間を割かなくてはいけないので、仕事とのバランスをとるのが難しいということでもあると思います

結局日本とオーストラリアどっちが良いか

あくまで個人的な考えですが、自分が日本の小学校を経験し、子供にオーストラリアの小学校を経験させてみて結局どっちが良いかを自分自身も考え、また妻にも聞いてみました。

日本の教育制度も良いところがたくさんあり、どっちが良いか悪いか決めるのはとても難しいのですが、最終的な所、やっぱり英語が学べるという一点でオーストラリアに大きなメリットがあると自分たちは今のところ感じていて、これが理由でオーストラリアに滞在しているという状況です

ただし、日本語の教育がおろそかになってしまうので、オーストラリアに滞在するということは、親がより頑張って教えていかないと将来、日本語がわからなくなってしまう可能性もあるのでそこらへんは海外在住の親はみんな悩んでいるところだと思います

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