オーストラリア就活◆効率的に仕事・会社を探す

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オーストラリアで仕事探す

私はITシステムエンジニアとしてオーストラリアで3回転職しました。その経験から、うまく自分に合う仕事を探すコツをまとめていきたいと思います

基本、オンラインサイト例えば、LinkedInなどを使って仕事を探してきました。

もちろん、現地のオフィスに直接行ったり、知りあいのコネを使って入社する方もいると思いますが、コネがなかったり、現地オフィスに行けない方も多いはずなので、そういう方の役に立つと嬉しいです

オーストラリアで業界分析、会社をリストアップ

自分の分野、行きたい会社をまずリストアップします。

初めて海外就職する場合、どんな企業が現地にあるかわからないと思いますが、そういう方はSeek.comなどで探してみるのが最初の一歩になります。

Seek.com.auで仕事を探す

Seek.comは、日本で言うリクナビ、マイナビに相当する人気求人サイトです。リクナビ、マイナビと同じように、自分の都市と、職種で検索できます

次のステップは、例えば、FinTechなどの分野で仕事を探したいと思ったら「Australia FinTech news」などでgoogle検索して、オーストラリアFinTech会社の関連ニュースを毎日チェックしましょう

それらに出てくる会社はオーストラリアで活躍している会社で、支店があり求人している可能性が高いです。

公式ページに行き、仕事がないかひとつひとつチェックしていきます。一見、面倒に思えるかもしれませんが、仕事が順調な会社はわざわざ広告をseek.comなどに出さないでも人が集まるので、公式ページをチェックした方が、仕事検索サイトよりも良い会社、ポジションに出会える可能性が高いと思います

逆に、Seek.comなどに年に何回も同じポジションで広告を出している会社は、みんなすぐ辞めていくようなブラック系のポジションの可能性も少なからずあるので注意してください。ここらへんは日本での就活と同じ要領です

LinkedIn を最大限に利用する

オーストラリアではLinkedInが一般的に使われていて、みんな自分の履歴書をアップロードしたり、会社側も会社profileなどを公開しています

オーストラリアで仕事を探すなら、登録しておいて損はないと思います。Facebookと似た感覚で自分の顔写真、経歴などを公開できます。この記事では、LinkedInを使って会社探しにフォーカスするので自分のプロフィールについては解説しませんが、できるかぎり最新の情報にしておくことをおすすめします

行きたい会社のリストアップが終わったら、ひとつひとつ会社の情報をLinkedInでチェックしていきます。

LinkedInを見てみる

LinkedInを開き、会社の名前で検索します。会社の求人情報があるので必ずチェックすることと、求人がなくても、会社のプロフィールページで、Peopleのページに行くと、地域ごとに働いている人たちがどこに住んでいるかわかります。

linkedin で仕事を探す
linkedin people を見るとどこの国、都市で働いているのか一目瞭然。自分の住む都市に似たようなポジションがあるのかチェックできる

チェックする項目は、大体以下の通り:

  • 従業員数(自分の狙うポジションは自分の住む都市に何人いるか)
  • どの都市で働いているかどういう人種の人か(アジア、ヨーロッパ、ミドルイーストなど)
  • 働いている人の資格、技術など


どういう人種、バックグラウンドの人が働いているか、名前や写真からだいたい判別することができるので、そこら辺を見ていきます。一つの人種だけを雇っている会社もあり、そういう会社に面接するのは、時間の無駄になる可能性があります

白人や、インド、中国人系だけで構成されている会社も結構あり、そういう会社にアプライしても、相手にされないだろうし、受かったにしても、文化に馴染むだけで難しいと思うからです。もちろん、行きたい会社なら、応募するのもありですが、なるべく多様な人種がいる会社の方が健全だし、馴染むのにも苦労しないはずです

スキルアップ、経歴をアップデート

シドニー都心部の町並み

自分が働きたいポジションで働いている方の LinkedIn プロフィールを見てその人がどんなスキルセットを持っているかを、チェックしておくと会社で求められる人物像が推測できます

どうしても入りたい会社なら、その人物像、スキルセットに自分を近づけていくことも長期的なjob huntingでは必要だと思います

例えばIT系のポジションなら、会社がどういう言語を使っているか面接前に、チェックしておいて、実際に使ったことがない言語なら、事前に学習することで面接でアドバンテージになるかもしれません

まあ、付け焼き刃かもしれませんが、無いよりはましかと思います

インターネットがない時代だとこういう下調べも、コネクションがないとうまく情報が得られなかったと思いますが、今はこういうサイトのおかげでリアルな情報がすぐ手に入るので便利ですよね

自分の狙うポジションがある都市を探す

これは移動しやすい独身の人向けになってしまいますが、できるなら自分が狙っている仕事、ポジションが多くある地域、都市に引っ越すのもありかと思います

オーストラリアの都市ごとにオフィスはあっても、デベロッパーがそのオフィスで働いていないこともあります。なので、 LinkedIn で developer がどこで働いているか企業ごとにチェックすることである程度、どの都市にどういう役割の人が多いのか割り出すことができます

自分が就活したときも、シドニー、メルボルンなどいくつかの都市に展開している大手企業でも、デベロッパーはブリスベンなどどちらかと言うと物価が安い都市に集めている会社もいくつかありました。なので、シドニーやメルボルンに住んでいなくても良いポジションは見つけられます。自分が求めている企業、ポジションを見つけて、それを提供できる会社がどこにデベロッパーを配置しているのかをチェックするためにLinkedinをよくチェックすると良いかもしれません

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