オーストラリアで携帯を使う方法はいくつかありますが、
日本からSIMフリーの携帯を持参して、現地シドニー国際空港でSIMカードを購入するのが携帯代を節約するコツです。
到着ゲートを出ると、SIMカードが販売されているので、簡単に購入できます。
販売店によってプランが違うので、初めてシドニーに行く方は、迷ってしまうはず。
というわけで、オーストラリア在住の僕が、シドニー空港で販売されているプリペイドSIMを比較、検討してきました。
比較したのはこの4社:
- Telstra
- Optus
- Vodafone
- amsyum
ひとつひとつ詳細を書いていきますが、携帯プランは時期によって頻繁に変更されるので、
実際に旅行するときは多少違いがあるかもしれないことにご注意ください。
注意!この記事は2018年1月に国際線ターミナルにある携帯会社で調査したものです。
[adsense]
日本で購入できるプリペイドSIM
現地でプリペイド SIM を購入するのも良いですが、手っ取り早く済ませたい人、英語が苦手な人は、日本で購入できるプリペイド SIM がおすすめ。
データ量では 現地プリペイド SIM には負けてしまいますが 8日間で3GBまで 使えるので
Googleマップを使ったり、ブラウザでお店を検索するぐらいなら、これで十分。
また、短期ではなく数ヶ月以上の長期滞在なら日本で言うLINE Mobileのような格安MVNOを利用した方が年間3万から5万円ぐらい節約できます。
詳しくは以前の記事を参照してください。
オーストラリア空港でSIMを購入する方法
空港到着出口付近にTelstra, Optus, VodafoneのSIM販売店があるので、気軽に立ち寄ってみましょう。
ポイントは
- 何日間
- 何GB
必要かはっきり聞くこと。例えば、
「Can I buy a SIM card for 7 days and 2GB?」(キャナイ バイ シムカード フォー セブンデイズ エンド トゥーギガバイト?)
と聞くと、7日間で2GBのプランを紹介してくれるます。
購入したら、
「Can you insert the SIM card?」(キャンユー インサート シムカード?)
と聞くと、購入したばかりのSIMカードをあなたのスマホに合うようサイズを調整して、SIMの挿入までしてくれるはずだ。しかし、時間帯によっては長蛇の列ができていることもあるので、SIMピンを持参しておくと自分でSIMの交換ができて便利。
現地店舗のプリペイドSIMプランはオンライン店舗と全然違う!
僕がシドニー空港で実際にプリペイド SIM を 比較して一番驚いたこと。
それは、事前にネットで調査したプリペイドSIMプランのほとんどがネット限定で、店舗で販売されているものとは別物でした。
旅行者のほとんどは空港にある店舗で買うはずなので、ネットで調査してもあんまり意味がないんですが、
結論から言うと「空港で買う方がネットで買うより安い」です。
では、ひとつひとつ携帯会社別に説明していきます。
ワーホリに大人気のOPTUS
ワーホリや留学生の間で一番人気といえばOptus。値段が手頃なのに、電波のエリアもTelstraの次に広い。
Optusのシドニー空港の店舗は上の写真。到着出口から出てすぐ。「Yes, Optus」の文字が目印。
公式サイトにあるプリペイドSIMのプランはこのようなプランがありました。
価格 | データ量 | 通話、テキスト | 有効期限 |
$10 | 500MB | 100分国内 | 7日 |
$20 | 2GB | 200分国内 | 14日 |
$30 | 10GB | 無制限国内 | 28日 |
しかし、
実際に空港のお店で聞いてみてわかったのですが、これらはオンラインだけのプランで実際の店舗では申し込みできないとのことでした。
2018年1月時点で空港で購入できたのは15ドルで10GB、有効期限は28日のプランのみでした。
写真では$30とありますが、上から線が引いてあって、$15にかきかえられていました。
以前、シドニー国際空港でプリペイドSIMを購入したときは7日のプランがあったように記憶していたので、7日間でもっと安いプランがないのか聞いてみましたが無いとはっきりいわれました。
まあ、$15でも十分安いですし、28日間使えるので、ほとんどの旅行者のニーズをカバーできるでしょう。
ボーダフォン(Vodafone)
日本ではSoftbankに買収されてしまったVodafoneですが、オーストラリアではTelstraとOptusに並ぶ人気の携帯会社。
Telstra、Optusよりも後に参入したため、電波の範囲が狭いと言われてます。そのため、田舎に行くワーホリの人にはあまり向いていない。
シドニー空港にある店舗は先程紹介したOptusのすぐとなり。この赤色ですぐ見つけられます。
公式サイトにあるプリペイドSIMのプランはこのようなプランがありました。
価格 | データ量 | 通話、テキスト | 有効期限 |
$25 | 15.5GB | 無制限国内 | 35日 |
$30 | 3GB | 無制限国内 | 35日 |
$40 | 12.5GB | 無制限国内 | 35日 |
しかし、実際にシドニー国際空港で販売しているプランはOptusと同じく、上記のオンラインのプランとは全然別の:
12.5GBで20ドル、無制限通話、テキスト、有効期限は35日のプランでした。
写真には30ドルと書いてあるが、値下げして20ドルだと言われました。
他のプランも聞いてみましたが、他には無いとはっきり言われました。
有効期限は35日。Optus よりも7日ほど長い。
データ量は、Optus と比較すると2.5 GB多いが、その代わり5ドル高い。
個人的には、Optus もボーダフォンもどちらも 良い携帯会社でどっちを選んでも都市部を旅している限り問題なく携帯は使えるでしょう。
30日以上滞在したい場合はボーダフォンで、値段の安さにこだわりたい場合はオプタスでいいかもしれません。
Telstra
オーストラリアでシェアNo1。電波のエリアが一番広く、田舎でもつながる。
オーストラリアの都市部以外(エアーズロックやファーム)に行く予定がある人はこの会社が一番おすすめ。
シドニー空港にあるTelstraの店舗は、OptusやVodafoneのように大きな店舗はない。小さなブースが到着出口目の前にあり、「T」のロゴが目印。(写真上)
オーストラリアの企業が従業員に持たせる携帯としてよくTelstraが使われる。
OptusやVodafoneと比べて、電波が良い。地下やトンネルに入ってもかなり使える。
そのかわり基本的に値段は高いことが多い。
今回シドニー空港でTelstraのプリペイド SIM をチェックしてみたところ、短期の旅行に適しているプリペイド SIM を見つけた。
一番左にあるプランが10ドル、10GBで国内無制限電話できて、有効期限7日間。
他社は7日間のプランがないので、7日間以内の滞在なら、このSIMが他社に比べて圧倒的に安くなる。
しかし、1ヶ月の滞在なら、OptusとVodafoneの方が安いという結果。
値段交渉ができる格安 MVNO – AMAYSIM
シドニー空港で上記の携帯会社を回っていると、オーストラリアの格安MVNOで有名な AMAYSIM の店舗もあった。
面白かったのが、AMAYSIMは値段交渉ができた。
僕が店頭で「Optus は10 GB で15ドルだ」と説明すると、それ以下の値段を提示してくれました。
まさかオーストラリアで値切ることができるとは思わなかったのでびっくりしました。
もし最安値を狙うならこういうお店がいいと思います。
ただし、英語で交渉しないといけないので、英語初心者にはちょっと難しいかもしれない。
AMAYSIM格安MVNOの中でも結構有名な 会社で、ネットワークはOptusのを借りているので、電波の入り具合も悪くない。
まとめ:旅行中に携帯SIMを節約するには
- 7日間ぐらいの短期間のプランを持つ携帯会社が少ない。今回の調査ではTelstraが7日間で$10のSIMを見つけたのでこれが一番オトク。
- YOMOJOなどの格安MVNOも店舗がいくつかある。英語で交渉できるならTelstraよりも安いものが見つけられるかも。
- 30日滞在するならOptusかVodafoneが安い。
また、注意してほしいのは購入のためにはパスポートと住所が必要。
空港で購入するならパスポートを持っているはずなので問題ないはず。
住所は宿泊するホテルの住所を記入します。
支払いはクレジットカードでOK。
オーストラリアでの「クレジットカード決済の仕方」や「おすすめクレジットカード」は以前の記事にまとめたのでチェックしてみてください。
コメント
突然の質問で失礼します
上記の写真にあるTelstraの店舗はシドニー空港の国際線ターミナルにあるのでしょうか?詳細な場所を教えて頂ければ幸いです
コメントありがとうございます。重要な情報が抜けてましたね。この記事で紹介したすべての携帯会社(店舗)は国際線ターミナルで見つけることができます。どの店舗も搭乗出口から出てすぐにあります。たぶん、迷うことはないと思いますが写真にある「Telstra」のロゴを目標に探すとすぐ見つかるはずです。楽しい旅になると良いですね。また何か質問などありましたら遠慮なくどうぞ!