なぜオーストラリア移住なのか。給与、暮らしやすさを比較してみる。

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オーストラリア基本生活情報

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隣の芝生は青いなんて言いますが、海外に移住を考えたことはありますか?

僕はオーストラリアのシドニーに移住して7年目。

移民を受け入れている国はたくさんある中で、なぜオーストラリアなのか説明していきます。

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英語圏

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はじめに英語が母国語になっていることが僕の絶対条件でした。

台湾や中国に移住して中国語を一から勉強することも考えたんです。台湾なら親日だし、同じアジア人なので親しみも湧きやすいので、一番環境に馴染みやすいんじゃないかとも考えました。

でも、最終的な決め手になったのは、10年後の将来自分がどうなってるか考えた時、英語を話せた方が自分にとって有利かなと判断しました。

実は、日本語を話せる中国人は本当に多い。日本の多くの企業は、こういう中国人を安い人件費で雇っているので、中国語を話せる日本人が日本で就職しようとしても、それほど有利じゃないんですね。

なぜなら中国人の方が安い給料で働いてくれるから。

もちろん、中国語を話せる日本人を優遇している企業もたくさんありますけど、やはり競争が激しいです。

もし将来、オーストラリアで仕事がなくなって、日本に帰国することになった場合、英語を喋れる自分の方が、仕事を見つけやすいはず。

あと、子供には英語の教育を受けさせたいという希望もあって、結局、英語圏に絞りました。

 

給与水準の高さ

日本の仕事を辞めてきたので、現地の企業の給与がある程度の高さを保っていることが第2条件でした。

ちなみに、オーストラリアとニュージーランドの失業率は2016年現在、ほとんど一緒みたいです。日本はさらに低いようです。

いろんな国の給与をチェックできるサイトグラスドアで、例えば私の仕事、システムエンジニアをチェックしてみましょう。この職業の平均年収は$83968だそうです。

今のレート($1=77.5)で日本円に換算すると約650万円です。日本のソフトウェアエンジニアの平均年収が575万円なので70から80万円ぐらい多いです。

実際のところ為替は常に変動していますし、家賃や物価、また職業などを考慮しないと比較できないですけど、日本と比較しても遜色ない暮らしができますし、私の場合、年に1回の海外旅行の費用も捻出できている感じです。

2017年11月更新!
さらに詳しいオーストラリアの平均年収比較の記事はこちら
オーストラリアの平均年収はいくら?業種、州別に比較してみた

 

日本との距離

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シドニーから東京まで9時間。これが長い感じるかは人によると思いますが、私はまだましな方だと思います。

カナダ、バンクーバーも同じぐらいですね。約9時間。もしオーストラリア以外に移住したい国があるとしたらカナダかもしれません。

実際10時間を超えると結構きついです。アメリカの都市によっては10時間超えなんて余裕です。

たった数時間だと思うかもしれませんが、いろんな都合で1年に何度も往復することを考えると、遠すぎるのは金銭的にも肉体的にもキツイです。

 

便利さ

日本の方が圧倒的に便利ですが、他の人口小さめの国に比べてオーストラリアはまだ価格競争があり便利だと思います。

シドニーは特にアジア人が多いので、食材なども簡単に揃います。仕事も人口がある程度多いし、企業もたくさんあるので、自然と選択肢も多くなります。

東京や大阪に住んでいると考えられないかもしれませんが、選択肢があることがどれほど嬉しいか。田舎に住むとなかなかそうは行きません。自分がしたい仕事に空きがないため、他の仕事を探さないといけなかったりします。

 

暮らしやすさ

暮らしやすさの尺度はは人それぞれですが僕の中では、以下の4つが重要です。

  • 満員電車に乗らないこと
  • ワークライフバランスが高いこと
  • 田舎すぎないこと
  • 一年を通して暖かく過ごしやすいこと

寒い地域に住むと、運動する季節も限られてくるし、暖房費、除雪作業など面倒なことが増えてきます。都会すぎるのも問題で、満員電車や治安などの問題が多くなります。こういう面から見て、オーストラリアは調度良いサイズだと思います。

「仕事が忙しすぎず家族と過ごす時間があること。」

社会人になって初めてこの難しさを実感すると思います。学生のころはなんとかなるだろうと思っていたんですが実際会社で働いてみると、みんな残業していて上司まで夜遅く残っている会社が多いんじゃないでしょうか。

オーストラリアのすべての会社で残業がないとは言いませんが、日本よりは守られています。小さな国に行くと、そういうルールが曖昧だったり、上司の権利が強い国が多いそうです。特に仕事が少ない国の場合、自分が経営者ではない限り、なかなか自分の思った通りに働けないようです。

まとめ

いろいろ比較してみましたが、結局何が重要かは人それぞれ。OECDのサイトでは自分の基準から、いろんな国を比較できるので興味のある人はチェックしてみてください。

僕が移住を決めた理由は、給与が同じかそれ以上で、しかも自分にとって暮らしやすい環境があるからです。

特に日本のIT関連の仕事は残業が多いので、海外で働くとその違いにびっくりするはずです。

海外就職に興味のある方は、まず転職サイトに登録しましょう。海外転職に強いサイト、ビズリーチ、もしくはリクルートエージェントがおすすめです。オーストラリア以外にも海外の仕事が豊富にあります。

しかし結局のところ、現地に行ってみてその場所の空気や人を感じてみることが一番大切な気がします。

短い旅行でも良いので一回違う場所に身を置いてみると、自分にとって何が重要なのかがよりはっきり見えてくるんじゃないでしょうか。

 

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