アグブーツ正規品を安く購入する方法。オーストラリア旅行前に知っておきたい買い物のコツ

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お土産・買い物

アグ(Ugg)ブーツを安く買いたいけど、どこで買える? オーストラリアに住んでいるとこんな質問をされます。

シープスキンのブーツとして大人気のアグ(Ugg)はオーストラリア発祥。どこで安く購入できるのでしょうか。

日本に住む家族や親戚にUggブーツをプレゼントしてきた経験から学んだ安く購入するコツをまとめました。

本物のUggブランドはどれ?

「Uggブーツ」とは「ムートンブーツ」のこと。一般名称で、ブランド名ではありません

UGGロゴすべて大文字で真ん中のGがやや大きい最後にRのマーク
UGGロゴすべて大文字で真ん中のGがやや大きい最後にRのマーク

出典:1000logos

日本では上のDecker社のUGG®(大文字で真ん中のGが大きいフォントを採用)のブランドが一般的になりすぎて、「Ugg」をブランド名だと誤解する人が多いようです。

それもそのはず、世界で出回っている90%以上のUggブーツはDecker社のもの

しかし、オーストラリアではいろんなUggブーツブランドが存在していてどれも本物です。ただ、これらのブランドを真似して作られたフェイク(偽物、偽造品)もeBayなどで出回っているのでオークションサイト(ヤフオクやメリカリ)などで買うのは避けた方がベスト。

また、本物でもブランド内でA級(高いけど最高品質)、B級品(質はまあまあだけどお手頃な値段)などとレベルがあり、日本の楽天や代理店で買える安い商品はB級品のものが多いです。

この記事後半でブランドごとにA級品かどうか見分ける方法も一緒に説明していきます。

Uggブーツの歴史を簡単に説明すると、もともとオーストラリア発祥なのに、アメリカに持ち込まれたDecker社のUGG®ブーツがマーケティングで大成功しました。日本を含む海外でUGG®の商標をとったためオーストラリア国内のブランドが世界ではマイナー扱いされています。ブランディングが下手なオーストラリアの会社が悪いのですが、オーストラリアの小さい会社がアメリカの大手シューズメーカーに勝てずにシェアを奪われてしまったという歴史があります。

おすすめするUggブランドランキング

以下に私がおすすめするUggブランドをまとめました。

どのブランドも質が高い商品を販売していますが、製造国や使用している羊に違いがあるので、それぞれの項目ごとにまとめました。

製造国は基本、CH(中国)、AU(オーストラリア)で製造されていて、使用している羊は、AU(オーストラリア)、CH(中国)、UK(イギリス)、US(アメリカ)など様々です。

3社とも日本への海外配送に対応しているので、日本からでももちろん、オーストラリアからでも購入可能です。

会社名製造国防水価格
EMUAU / CHAU対応
UGG®CHAU / CH / UK / US対応
Original UGGAUAU未対応

結局、どのブランドを選ぶかは好みですが、私の個人的ランキングではEMUが一位。


出典:wikipedia

オーストラリアのUggブランドのEMUの中でも特に最高品質の商品「Platinum」が本当におすすめ!

EMUの商品は100%オーストラリアの羊を使っていて、しかも使用するMerino wool(メリノウール)はウールの中でも世界最高峰と言われています。

それでいてDecker社のUGG®ブーツに比べて値段と同じか少し安いぐらいなので、オーストラリアのお土産やギフトに個人的にオススメしています

注意してほしいのは、EMUのUggブーツも、大きく分けて中国とオーストラリアで製造されたブーツの2種類があり、やはり中国製造だと手頃な値段になりますが、質は若干落ちます

Australian Madeロゴ。オーストラリアで製造された製品のみに使えるロゴ
Australian Madeロゴ。オーストラリアで製造された製品のみに使えるロゴ

出典:australianmade.com.au

オーストラリアで製造されたものは、三角で緑色のカンガルーのマークがついています。品質にも材質にもこだわっていないとつけられないロゴなので、必ずチェックしましょう。

EMUオーストラリア公式サイトをチェック

ランキング2位はDecker社のUGG®ブーツ。

UGG®はアメリカの会社が製造していて、売上高は世界一。なので品質が高いのは間違いないのですが、実は中国で生産されています

使用している羊もオーストラリアやイギリス、中国などいろんな国から輸入していて質が良いけどなるべく安い羊を使っているというのが本音でしょう。素材よりもデザイン、加工、マーケティングに力を入れています。

また、オーストラリアのEMUも少しずつブランドとしての価値を上げていますが、日本の転売屋で高値で買い取ってくれるのはやはりUGG®が一番人気です。

UGG公式サイトをチェック

ランキング3位はOriginal Ugg Boots Australia。

少し聞き慣れないブランドかもしれませんが、値段が手頃なのにオーストラリアの羊、オーストラリア製造にこだわっていてもっと評価されて良いブランドです。

例えば一番人気の商品「MINI UGG BOOTS」ならオーストラリアで購入すると

  • オーストラリア:110 AUD(日本円で約9054円)

Decker社のUGG®やEmuと比較して、約3割安いですが、クオリティが高くオーストラリア産にこだわっています。

ただし、防水加工がいまいちなので自分で防水スプレーを履き始める前に使っておくと長持ちします。

Original UGG公式サイトをチェック

UGG®を海外で安く購入する方法

Decker社のUGG®は中国産のアメリカの会社が販売しているで、基本アメリカで安く購入できます

また、オーストラリア国内のブランドと価格競争しているためか、オーストラリアでも安く買えます。

ただし、日本で買うと約1.5倍の値段設定なので買うなら安いセール時期を狙いましょう。

例えば人気のUggブーツ「CLASSIC II MINI」だと日本、オーストラリア、アメリカそれぞれの値段を公式サイトから比較してみました。

  • 日本:24,840 円
  • オーストラリア:190 AUD (日本円にすると15,536 円)
  • アメリカ:140 USD (日本円にすると15,808 円)

オーストラリアとアメリカの値段はほぼ一緒、逆にオーストラリアの方が若干安い。まあ、ここらへんは誤差ですし、為替の問題で変わってくるのでほぼ同じと言っていいでしょう。

でも、日本はほぼ1万円分高いですよね。

オーストラリアかアメリカ旅行で立ち寄るか公式サイトから直接購入した方が安く買えるます。

UGG®オーストラリア公式サイトをチェック

EMUを海外で安く購入する方法

オーストラリア産のUggブーツ、EMUはオーストラリアで購入すると安く買えます

日本でも代理店などで販売されていますが、代理店で販売されているものと公式サイトで買える商品には違いがあり、代理店のもののほとんどは中国で製造されたB級品(低価格で品質がまあまあのもの)のものが多いです。

決して中国で製造されたものが悪いとは言いませんが、オーストラリアで製造されたものはすべて手作りで、より立体的で美しいデザインとされています。

EMUブランドで一番高い品質もの、「Platinum Stinger Mini 」などがおすすめ。

全く同じモデルでも日本の方がオーストラリアよりも1.5倍はしますので、やはりオーストラリアかアメリカで購入した方が節約できます。

 

EMUのPlatinum Stinger Miniを公式サイトで比較すると以下の通り

  • 日本:24,520円
  • オーストラリア:159.95 AUD (日本円にすると13,075 円)
  • アメリカ:135.95 USD (日本円にすると15,358 円)

EMUオーストラリア公式サイトをチェック

Uggをセールの時期に安く購入する方法

時期によっては30から50%のセールがあるのでそのタイミングで購入しましょう。

UGG®は2018年11月から12月にかけてセールをしているのでこちらをチェック!

詳しくは以前のEMUのページで記載しています。

UGG®と、EMUは初回購入は10%オフなので公式サイトからオーダーする人は必ず利用しましょう。

EMUユーザー登録|公式サイト

オーストラリアUGG®ユーザー登録|公式サイト

Original UGG ユーザー登録|公式サイト

リンクから登録しておくとクーポン・ディスカウントなどの情報が送られてくるので登録しておきましょう。

子供サイズのUggを安く購入する

子供用UGG。サイズによっては大人でもはけるデザイン、品質はかなり大人用に近い
子供用UGG。サイズによっては大人でもはけるデザイン、品質はかなり大人用に近い

出典:https://au.ugg.com/

裏技的な方法ですが、足のサイズが小さい方なら、子供サイズのアグブーツの購入を検討してみてください。

子供用ですが、デザインはほぼ一緒ですし、値段は約20%オフ。

セール時には大人用のブーツよりも、ディスカウントされることが多くあるので実は狙い目です。

まとめ

ちょっと高いと思っていたUggブーツもいろんな方法で安く買うことができます。

また、それぞれの会員に無料で登録すると、先行優待セールの案内が届き、お得に購入できる可能性があるので、登録しておくのがおすすめです!

では!

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