カンガルー肉はオーストラリアで普通に食用としてスーパーで売られています。
日本で育った自分にはカンガルーは動物園で鑑賞するもので、食べるということに違和感があったんですが、せっかくオーストラリアに住んでいるので、食べてみることにしました。
ついでに、栄養価、食文化、おすすめのカンガルーがたべれるレストランなども調べてみました。
ではいってみましょう!
カンガルーを食べる文化
以前、シドニーから数時間離れた友人の家に招待されて、車を走らせていると、カンガルーの親子が木の陰で寝そべっていたり、走る車と並走したり、動物園ではみれない風景に興奮しました。
しかし、田舎育ちの友人にはありきたりな光景で、車道を横切ったりするため、交通事故の原因になる危険な動物として考えていました。
実際、過去にカンガルーが大量発生した時に、生態系に影響を与えないため、政府が野生カンガルーをコントロールするようになったそうです。
少し可哀想な気がしますが、オーストラリアの乾燥した大地に住む人にとって、手軽にとれるタンパク質といったところなんでしょう。
ちなみにこれが僕が食べたカンガルー肉。肉団子です。肉団子以外にも切り身の肉も売っていたんですが、今回は食べやすそうな肉団子にしてみました。
牛肉よりも3,4割安かったです。隣の棚にはワニの肉が売っていました。普通のスーパーに陳列されているので日本人には違和感があります。
栄養価が高いカンガルー肉
赤みが多いカンガルー肉はタンパク質、鉄分が豊富。脂肪分が2%しかなく、牛肉や羊肉に比べても栄養価が高い。筋トレ、ダイエットしている人には向いています。
牛 | カンガルー | |
---|---|---|
カロリー | 145kcal | 100kcal |
プロテイン | 21.3g | 22.9g |
脂質 | 6.3g | 1g |
ただし、最近の研究からL-カルニチンという成分が他の肉より多く含まれていて、大量に消費すると循環器疾患につながりやすいそうです。週450グラム以下の消費なら大丈夫とのこと。詳細が気になる方はこのサイト(英語)。
気になる味は?
味がわかりやすいように、塩、こしょうで味付けして焼いただけにしました。
一言で言えば、牛肉に近い。でも、脂身が少なく筋繊維が多く、パサつきがあり、味に癖があるという感じでしょうか。
まずくはないけど、牛肉の方がうまいと感じる人がほとんどだと思います。調理の仕方を工夫すれば美味しく食べれると思う。
食べ過ぎさえしなければ健康に良いし、値段も安いので肉を良く食べる人は牛肉の代用品として食べれるかもしれません。
カンガルー肉をシドニーで食べるなら
オーストラリアの特定のレストランやパブでは、カンガルーだけでなく、エミュやワニ肉などが食べられます。僕自身はまだ行ったことがないですが、オーストラリア旅行に来る友人を連れて行って、知らない内に食べさせてみたら面白いかもしれません。
The Meat & Wine Co
ちょっと高めのレストランですが、ここのカンガルー肉の串(skewers)は相当うまいらしいです。場所はサーキュラーキーという観光名所なのでロケーションもベストです。
住所:Shop 12, Lobby, InterContinental Sydney 117 Macquarie Street Sydney, 2000
まとめ
オーストラリアに来た際には試してみてはどうでしょうか?では!
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