振り返ってみると、僕が日本の会社を退職して、オーストラリアにワーホリ、そして移住を決断したのも今日紹介する本が影響していて、後押ししてくれた気がします。
僕は退職したことを後悔していませんが、今の会社に満足している人は読まない方がいいかもしれません。あまりに面白くて、退職したくなっても僕の責任ではないのであしからず。
紹介する本はジャンルで言うとノンフィクション、旅行記です。
フィクションと違って実在する人物がいて、しかも現実に存在する場所を旅しているため、「自分もいつか行けたらいいな」と想像しながら読むのが好きでした。
僕が会社を辞める時、「退職してワーホリなんて無責任」なんて言う人も多くいて、なんだか悪いことをしてる気がして迷ったものです。
でも本に出てくる人たちは良い意味で無茶苦茶な生き方をしていて、自分の迷いが小さく感じたものです。
人生なんて結局、自己責任ですから他人に文句言われても気にする必要なんてないんです。
会社に迷惑が掛かるかもしれないなんて考えるのは無駄で、誰か一人辞めても、会社は新しい人を雇うだけの話です。
最近のニュースで長時間労働を強いられて自殺したという新入社員がいました。
こういうニュースを聞くと、僕なら思い悩む前にさっさと退職して、旅行にでも行けば良かったのにと思うのですが、当事者はそんな余裕も無かったのかもしれませんね。
ワーホリや留学に行くか迷っている人、面白い本ばかりですので是非一度読んでみてください。
ではいってみましょう!
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「深夜特急」沢木 耕太郎
言わずと知れた名書、沢木 耕太郎 さんの代表作。出版社を辞めて一人でインドから、イギリスまで飛行機を使わないで旅をしたそうです。アマゾンレビューを見ると、この本を読んで会社を辞めた人が本当に多い。バックパッカーや一人旅を普及させた本です。
僕はすごいスピードで読み切ったのを覚えています。自分が住んだことも見たこともない世界をこの本を通して疑似体験するうちに今と違う場所を旅してみたい、住んでみたいと思わせてくれた大好きな本です。シリーズで全部で6シリーズあるんですが、簡単に読めちゃいます。
「エグザイルス・ギャング」ロバート・ハリス
ハリスさんが滞在した場所の一つがなんと今僕が住んでいるオーストラリアのシドニーなんです。僕が高校生ぐらいのときにこの本を読んでいるときには、こんな世界があるんだなと思っていた世界に今、自分が身をおいていると思うとなんだか不思議な気持ちになります。
ハリスさんはシドニーで「エグザイルス」という書店をオープンします。自分が好きな本だけを置くお店に訪れる面白いお客さんの話や、映画関係の仕事に携わった話など、なんてかっこいい人生なんだろうと憧れたものです。
注意してほしいのは、現在のシドニーと本に出てくるシドニーは全然違います。その頃のシドニーはヒッピー文化が流行していた時で、現在のシドニーと比較しながら読むのも楽しいです。
エグザイルというと「ならず者」、「世捨て人」みたいな意味があるんですが、社会のレールから外れて思いのままに生きるということを体現してる人です。
「Transit」
これは雑誌なんですが、オーストラリアとニュージーランドの文化や地理を美しい写真と共にを紹介しています。狭い日本と対照的で見てるだけで異世界に連れて行ってくれます。
オーストラリアの原住民についてや、大都市シドニー、自然保護区などいろんな面からオーストラリアの素晴らしさを紹介してくれます。
キンドル版が無いですが是非、素晴らしい写真を原寸大の書籍で見てほしいです。
「旅をする木」星野道夫
アラスカの自然、動物を撮る写真家の星野道夫さんの本です。
星野さんは、写真集で見たアラスカに憧れ、写真を撮りたいという一心で英語もできないのに、お金を貯めて現地に乗り込んだそうです。
インディアン、エスキモーなどの考え方、自然への敬意が、文章から滲み出てきます。都会に住んでいる僕らとはかけ離れた環境で生活している人から出てくる言葉は深いです。
なぜか星野道夫さんの本は、一冊もキンドル版がないんですよね。。。すでに亡くなられた方なので、著作権の問題などあるのかもしれませんが、もっと多くの人に読まれてほしい本です。
まとめ
どうでしたでしょうか。読んでいるとわくわくして旅行に出かけたくなるような本ばかり選んでみました。よければ是非感想など聞かせてくださいね。
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