紛らわしすぎ! マヌカハニーの偽物を買わないために気をつけるべきこと

最近コロナの影響か、はちみつ、特にマヌカハニーの人気が出ている

マヌカハニーは普通の蜂蜜より高い抗菌作用があり、昔から薬代わりに使われている

私も何度かマヌカハニーを購入しようとスーパーや通販サイトで買おうとしたが、ブランドの数が多すぎだし、種類が多すぎて、どれを選んでいいのか全くわからない

ということで、今回は自分の体験談も含めながらマヌカハニーの購入方法、ブランドの選び方、偽物を買わないために気をつけることをまとめてみた

免税店で買えるマヌカハニーは割高か粗悪品の可能性が高い
スーパーマーケットのマヌカハニーはいまいち
偽物のマヌカハニーに注意
現地でマヌカハニーを買うなら薬局
日本でマヌカハニーを買うなら要注意

免税店で買えるマヌカハニーは割高か粗悪品の可能性が高い

シドニー国際空港免税店で見つけた「Manuka Doctor」ニュージーランド産だけど、MGO表示がない

最初にマヌカハニーを買おうとしたのは、日本に住む家族にお土産に買った時

お土産を買う時間がなくシドニーの国際空港の免税店で、物色していた

写真にあるManuka Doctorというブランドのマヌカハニーが空港内の免税店で販売されていて、買おうかと思ったが、いくつかのグレードがあり、どれを選んでいいのかわからなかった

apiwellnessとあり、12+など数字が表記されていて、数字が大きいほど高い。もっとも高いものだと250gあたり62ドルもする

数字がそれぞれ書いてあり、数字の数が大きいほど値段が高い

例えばこのマヌカハニー「API ウエルネス？」と書いてあるが、この表記が何を意味をするのかわからなかったが、値段が違うところを見ると品質のレベルを表しているのだろう

調べてみたところ、マヌカハニーには国際標準があり、「 MGO 」もしくは「UMF」と言う数字が大切だということがわかった

さきほどのマヌカハニーはMGO表記がないため、もしかしたら高品質かもしれないが、とりあえず国際基準の「MGO」もしくは、「UMF」を取得していないマヌカハニーだということがわかった

ネットでいろいろ、調べてみたがあまり有名なブランドではないようで、あの時買わなくて良かったと思う

基本的に空港では割高な商品しか売っていないので、安く買いたい、高品質なものを買いたいなら、しっかり下調べをして別の場所で購入した方がよい

スーパーマーケットのマヌカハニーはいまいち

オーストラリアのスーパーで、マヌカハニーが売っているかもと近くにあるコールスという地元のスーパーマーケットに立ち寄った

マヌカハニーが数種類販売されていて、例えば写真上のマヌカハニーは MGO 表記が30とある

値段も10ドル程度で安かったが、スマホでMGO表記を調べてみた。基本的な基準となるMGO 表記は以下の通り。MGO 30はかなり低い数字だと気がつき、購入をとどまった。せっかく買うなら普通の蜂蜜と違う高品質なものをお土産に買ってあげたかったからだ

UMF 5 = MGO 83
UMF 10 = MGO 263
UMF 15 = MGO 514
UMF 20 = MGO 829
UMF 25 = MGO 1200
MGO と UMF表記比較早見表

上のマヌカハニーはシドニーの都心部にあったお土産ショップで販売されているマヌカハニー。MGO表記は先ほどのマヌカハニーよりか若干、高いがその分値段も30ドルほどであまり安くなかった

偽物のマヌカハニーに注意

ニュースを見るとマヌカハニーに関する怪しい話がある

例えば、以下の記事によると世界中で、1万トンのマヌカハニーが販売されたうち、1700トンのみが実際にNZで生産されたものだったそう。偽物が大量に出回っているということなのだろうか。もしくは品質の悪い蜂蜜を混ぜてマヌカハニーとして販売しているのかもしれない

1,700 tonnes of Manuka honey is produced in NZ each year yet 10,000 tonnes are sold under the Manuka label.Most Manuka honey has a UMF (Unique Manuka Factor) rating, which is a measure of pure it is. Another chemical marker used is methoglyoxal or MGO.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3609166/