シドニー在住者がOpalカードを使って電車に乗る方法、また交通費節約の仕方、オーストラリアで電車に乗る注意点などにについてまとめました。
シドニー旅行者向けにわかりやすく書いたので役に立つはずです。
以前はOpalカードというICカード(日本でいうPasmoやIcoca)の利用が一般的で、この記事でも利用方法をまとめましたが、2019年以降、シドニーで電車、フェリー、バスを利用するならクレジットカードのタッチ決済が一番便利。
Opalカードでも使えますが、事前にカードと、交通費分をチャージしないといけません。その点、クレジットカードなら日本から持ってきたカードをそのまま利用できます。また、Opalカードにチャージしたが、使い切れなかった分のお金はカードに残ったままになり、無駄になってしまいます。チャージする必要がなく、利用した分だけ支払うクレカのタッチ決済の方がお得で便利です。日本のクレジットカードでタッチ決済に対応している主要なカードはこの記事で解説したのでチェックしてみてください。
Opalカードの買い方・基本情報
Opalカードは日本でいうPasmo、SuicaやIcocaカード。
シドニーで改札を通る時、タップするだけで電車賃が自動的にカードから差し引かれます。
電車だけでなく、フェリー、バスなどでも使用。
カードを購入すると最低20ドルかかります。
この20ドルはカード自体の値段ではなく、20ドル分の電車賃が最初からチャージされている状態なので、カード自体は実質無料。
旅行者の方は発券所が空港から出てすぐにあるのでそこで買ってください。詳しい買い方は過去記事「シドニー空港→市内ホテルおすすめの行き方と料金比較|在住者が教える最安交通手段」で地図と写真とともに詳しく解説しています。
Opalカード料金支払い方法・チャージの仕方
料金の支払い方は日本と同じで前払いでOpalカードにお金をチャージするシステムです。
移動する距離によって値段は決まります。
チャージするには駅前にこのような券売機が置いてあります。写真にもあるように右と左、2つのタイプがあり、右は現金、カード両方OKですが、左はカードのみです。
大きい駅だと両方ありますが、小さい駅だとカードのみの券売機しかない駅もあり、クレジットカードを持っていると旅行中もスムーズです。
この券売機はOpalカード自体購入することはできません。あくまで、チャージする用なので注意してください。
画面はこんな感じで、右側に”Top up your Opal card”というボタンがあるのでこれを押します。“Top Up”はチャージの意味です。
このようにチャージしたい値段が出るので、金額を決めたらカードか現金で支払ってください。
PaywaveとPaypassはカードの暗証番号を入力することなく、タップするだけで支払いができます。オーストラリアの銀行でカードを作ると、ほとんどこのサービスが利用できるはず。オーストラリアではVisaとMasterCardがメジャー。どちらかは持っておくと支払う場面で困ることはないはず。
Opalカードを使って電車に乗る
Opalカードをチャージしたら、改札に向かいます。写真では少し見えづらいのですが、赤色のXと緑色のOのマークが見えるはずです。Oのマークが入れる改札です。
このようにタップできる箇所があるので、そこにOpalカードをタップするとゲートが開きます。日本の改札よりも若干反応が遅いと感じるかもしれません。
Opalカードを賢く節約して利用するコツ
日曜なら長距離区間の電車利用でも一律2.5ドル
平日は移動した距離によって運賃は上下しますが、日曜は一律2.5ドル。なので、遠出するときは日曜にした方がオトク。
例えばシドニーで有名な観光地、ブルーマウンテンに行きたい人は、日曜日に行くと平日よりもかなり節約できるはず。
ラッシュアワーは電車賃が値上がりする
混雑時を避けると30%オフになります。朝方の人は7時前か9時以降に乗るようにすれば節約できます。CityRailのラッシュアワーの時間帯は以下参照。
- ラッシュアワー
- 朝7am~9am
- 夜4pm~6:30pm
週末に電車が休止することは頻繁にある
オーストラリアでは週末に電車が休止されていることが頻繁にあります。定期点検などなにかしらの理由があるんでしょうが、日曜日まるまる電車が使えないことが度々あります。
そんな時は無料のバスが駅の周辺に停車していて、主要な駅まで載せていってくれます。
ただ、バスは電車に比べて酔いやすいので、苦手な人も多いのではないでしょうか。僕は、出かける前にアプリを使って確認しています。名前は、TripView。アップルストア、アンドロイドストアでダウンロードできます。
タップし忘れに注意!
最後に、Opalカードを改札機にタップし忘れたり、早すぎて読み取りできないと、自動的に高い運賃を請求されてしまうので注意してくださいね。
まとめ
記事冒頭でも説明しましたが、クレジットカードなら面倒な手続きはなく、改札機にタップするだけ。タッチ決済のマークである以下のマークがあるカードならどのカードでも利用できます。
上記で述べた時間帯割引などは、クレジットカード、Opalカードでも全く同じ得点が得られますので、現地の人もOpalカードではなくクレジットカードで乗車賃を支払う人が増えています。実際に私も利用しています。まだ始まったばかりのサービスなのでOpalカードを利用している人もまだまだ多いですが、絶対にクレカを使った方が便利ですよ。
タッチ決済可能なクレジットカードはこちらを参照してください
- 遠出するなら日曜。
- ラッシュアワーは避ける。
- 電車が無いときは無料のバスを利用。
- 改札を通るときは、焦らず、ゆっくりOpalカードをタップ!
以上の手順を踏まえれば、シドニーに来たばかりの人でも問題なく電車を利用できるはずです。
シドニー空港から市内への行き方はこちらの記事を参照してください。
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