日本の運転免許でオーストラリアの試験を免除？！オーストラリアの免許を取得してきた

都市部に住んでるので免許の必要性を今まで感じなかったんですが、旅行の時にレンタカーで運転したいと思い今回、NSWの免許を申請しました！

私の場合、日本で免許を取得していたので、筆記試験や実技などはまた受けなくちゃいけないのだろうかなど、いろいろ不安なことが多く結構調べるのに時間がかかったので、同じように申請するか考えている方は、参考にしてもらえると嬉しいです。

ちなみに私の場合はNSWの免許ですが、３ヶ月未満の旅行者の場合は、日本の免許を翻訳するだけで運転可能なので、わざわざNSWの免許を取得する必要はないでしょう。１年、２年ワーホリで居る方、また運転するのが好きな方は、免許を取得してみた方が良いと思います。

また、永住権保持者は入国から3ヶ月未満の間だけ旅行者として扱われる。日本の免許とその翻訳した書類を持ち歩くおことで、運転可能。3ヶ月以降は必ず、免許を取得すること。詳しくは、オフィシャルサイトの海外免許保持者向けのページを見てください。

それでは行ってみましょう。

日本の免許を持っているけど、オーストラリアの運転免許の試験を免除できる？

一番最初に気になったのが、これ。日本の免許を持っている人はまた試験を受ける必要があるのかということですが、これは免除されます。ただし、日本の免許を取得して3年以上の方のみ、普通免許に相当する免許を実技、学科試験無しで取得可能なので、3年以下の場合は、”見習い”（Provisional）というカテゴリーになってしまうので、要注意です。

申請の際、何を持って行けばいいの？

• 日本の免許
• 日本の免許の翻訳したもの（CRCというところで翻訳してもらう。これは簡単。日本の免許を持っていくだけ。）
• 現住所を証明できるもの（電気代の請求書、銀行からの手紙など。念のため、なるべくいろんな手紙を持っていく方が良い。）
• 永住権を証明できるもの
• 視力テストをパス
• 免許申請書を提出
• パスポート

どこでオーストラリアの免許に変更できるの？

このサイトで近くのサービスセンターを探せる。私の場合は、Burwoodに行きました。土曜日も9時から3時まで開いていました。外観はこんな感じで、目立っていたので迷わず見つけられました。

こんな感じで中もすごい綺麗。

入ったらチケットを取得。タッチスクリーンから免許取得のボタンをクリック。私は行く前に電話をかけて、事前予約が必要なのかを確認しましたが、必要はないとのこと。

部屋の隅の方に、申請書があるので待っている間に記載する。

Burwoodだからかもしれないが、１５分ぐらい待っただけで呼ばれた。土曜日なのでもっと混んでると思ってたけど意外に空いていて、びっくり。多分シティだともっと時間がかかると思う。書類を提出したら後は待つだけ。

書類に不備があったら家に取りに帰らないといけないのでヒヤヒヤしたが、今回は一発で行けた！一番最後に、視力の検査。カウンターの上の方に小さめの画面があり、アルファベットが表示される。両目を使って良かったので、全然普通に読めたｗ。

日本の免許の有効期限がもう少しで切れる。大丈夫？

日本の免許の残期間は関係ない。明日免許が切れるとしても、今日有効の免許さえあれば大丈夫。申請した日から申請した年数分だけオーストラリアの免許を利用できる。

オーストラリアの免許を取得したら、日本の免許は無効になるの？

オーストラリアの免許を取得したからといって、日本の免許が失効するわけではないです。しかし、当たり前ですが、オーストラリアで日本の免許で運転することはできなくなります。というのも、旅行者は外国の免許を持つ方は試験などを受けなくても国内での運転を許可している。つまり、海外移住者は2つの免許書を持つことが可能になるため、どちらかを無効にしないといけない。

日本の免許に穴を開けられると聞いたけど？

大使館のサイトでは、オーストラリアの免許を取得する際に、日本の免許に穴を開けられると記載されていました。私もこれを読んで不安になったんですが、実際、穴を開けられることも、裏に何かを書かれることもありませんでした。（コピーを取られただけ。）でももし万が一、穴を開けらたとしても、日本の免許が失効するわけではないので安心してください。ちなみに、以下に大使館からの記事を抜粋。

引用
ニュー・サウス・ウェールズ州の自動車運転免許証を取得した外国運転免許証所持者は、外国免許証の文字、写真にかからない部分（影響のあまり出ない部分）にRMS窓口担当者が、穴開け（ホールパンチング）、ハサミによる部分カットを行っています。

日本の自動車運転免許証は公文書であり、形式の一部に変更が加えられると、公文書変造と疑われ、免許証としての効果に問題が生じるおそれがあります。そのため、旧ＲＴＡと当総領事館との間で、「ＮＳＷ licence issued(date)」と免許証の裏側に裏書き（エンドース）する取り決め（１９９９年７月７日付）を行いました。裏書をすることによって、日本の運転免許証の効力をニュー・サウス・ウェールズ州内で無効にできるからです。しかし実情は、ＲＴＡの全窓口職員にまで周知徹底されておらず、裏書ではなく穴あけをしようとする職員がいるのです。

当館としても「穴開けされた」という相談を受けるたびに、RMSへの是正依頼を行っています。もし、穴開けされそうになったらその自衛措置として、RMSの係員に以下の様な申し入れを行ってください。
The Japanese Government has an agreement with the RMS that not to punch a hole in Japanese Driver’s licence. Could you endorse the back of the license，not hole punch, please.
それでも窓口係員がホールパンチを行おうとする場合は、RMSのLicencing Policy Managerに問い合わせを行うよう依頼し、それでも応じない場合は、担当者名を聞いた上で、総領事館宛直接電話していただきたいと思います。

免許を取得したら、他のStateでも運転できる？

例えば、NSWで免許を取得し、Victoriaに旅行に行き現地でレンタカーなどを借りて運転したい場合。NSWの免許があれば、Victoriaでも運転できる。ただし、当然だけどVictoriaの交通ルールを守らないといけない。詳しいルールはここ。

まとめ

というわけで、今回は無事にNSWの免許を申請できました。申請を完了すると青い紙を貰えて、本物の免許が届くまで、その青い紙が免許代わりになるのでもう運転できるよ！と言われました。

入り口のところにお客さんを捌く人が居て、一人ひとり対応していたので、スムーズに出来たという感想です。私の場合は、５年有効の免許で１７５ドルでした。１０年にしようか迷いましたが、とりあえずこれで大丈夫でしょう！

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では

参考にしたサイト

Roads & MarineTime Official site