以前オーストラリアで出産した体験談について書いたんですが、今日は海外出産することのメリット、デメリットに焦点を当てて説明していきます。
ちなみに上の写真は、先日生まれた娘の写真。2日遅れでしたが、無事オーストラリア、シドニーで出産しました!
ではいってみましょう!
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言葉の壁はどう乗り越える?
実際に僕の妻が出産したのはオーストラリア、シドニーにあるRoyal Prince Alfred病院。(写真参照)建物は古く見えますが、それは外観だけで中は最新の設備が揃っています。
海外出産と言うと、言葉通じないと思うかもしれませんが、オーストラリアでは通訳者を呼ぶことができます。Royal Prince Alfred病院は私立ではなく、公立ですが、こんなサービスが無料で受けることができます。
中国語、日本語、韓国語など多岐に渡る通訳者がいます。妻は予約するのが面倒だったので利用はしませんでしたが、多民族国家オーストラリアらしく、看護婦さんもいろんな国の人がいます。
オーストラリアの全ての病院に通訳者がいるかどうかはわかりませんが、移民が多い国なので看護側も外国人に理解があり、分からないことあっても、丁寧に何度も説明してくれます。
出産方法の違いはあるの?
写真に写っているのが実際に妻が出産した分娩室です。分娩室は広々していて12から15畳ほどあったと思います。
写真には写っていませんが、バランスボールや数種類のソファがあり、陣痛がはじまったときに妊婦が一番楽な体勢でいれるように配慮されています。
トイレはこんな感じで便器以外に風呂が備え付けてあります。水中出産を希望する人にも対応してくれます。
妻の出産は無事に2時間ほどで終わりました。(第1子に比べとても早く終わった!)
出産後、胎盤を取り出したら、丁寧に広げて見せてくれました。持ち帰るかと聞かれましたが、丁寧にお断りしました。中には持ち帰って食べる人や、土に埋める人がいるそうですが、どうやって食べるのかは謎。。見た目は赤黒い色をしていて、袋状になっていました。写真を取ったのですがグロテスクなのでアップはやめておきますw
出産が終わったら、子供の体重、体脂肪、身長、ワクチン注射などを行い、病棟に通されました。次の日には子供の入浴、聴覚テストなどもしました。
産後の入院期間はどれぐらい?
日本は産後、数日は病院で入院するのですが、オーストラリアだと早ければ、約1日で退院します。
妻もこのパターンで、赤ちゃんの入浴、検診、注射などを終えて26から28時間後に退院しました。第1子を出産した時は難産だったので、3日ほど入院しましたが、今回は分娩室から歩いて出れるほど余裕があり、早期退院することになりました。
入院期間は短いですが、そのかわり訪問診察があります。退院した次の日には医者が自宅まで来て赤ちゃんの様子、母親の健康状態などをチェックしてくれます。
母親も一番慣れた自宅での診察のため、よりリラックスしてアドバイスを聞けるので妻的には長く入院するよりも、訪問診察の方が良かったと感じているようです。
出産一時金は出る?
オーストラリアでは出産一時金のことをベビーボーナス(Baby Bonus)と言います。でも、2017年現在、この制度は終了しています。。
その代わりにDad and Partner Payという働く親向けの補助金があります。詳しくは以前の記事を参照してください。
日本と違い父親へのサポートも充実していて父親も育児に参加できます。
オーストラリアの父親育休制度の実態。日本との違いは?僕は3週間の育休を取得しました。もちろん有給。
まとめ
というわけで日本と海外出産の違いについて紹介してきました。慣れた日本で出産するのも悪くないですが、オーストラリアでの出産を体験した自分たちからすると、海外出産も全然悪くない、むしろ看護婦さんや医者もみんなフレンドリーでとても良かったと感じました。
もちろん、たまたま良い人に当たっただけかもしれませんが今回で2回目のオーストラリアでの出産で両方とも満足できるサービス、設備を受けることができました。
コメント
こんにちは!初めまして。
突然すみません。夫がシドニー赴任になり先に仕事をしているのですが、私は今度の7月ごろに行き、10月にシドニーで出産予定です。
全く知り合いがいない状態、シドニーの出産事情もよくわからない状態で不安です。
もし何か情報などお持ちであればぜひお伺いしたいと思い、連絡しました。
どうか宜しくお願い致します。
こんにちは。おめでとうございます。うちの妻も同じような経験をしたので少しお気持ち理解できると思います。ただ、オーストラリアも日本と同じようにしっかりとした国ですのでそこまで心配しなくても良いと思います。逆に日本よりも良い部分もたくさんあります。いろんなバックグラウンドを持った人が生活しているので、いろんな言語をしゃべれる看護婦さんもたくさんいますし、都市部なら日本語を話せる通訳ももしかしたらつけられると思います。オーストラリアには長期滞在されないようなので、車の手配などが少し手間と思うかもしれませんが、タクシーでもチャイルドシートをつけてくれるものがあるので電話をすれば来てくれます。もし何か他にわからにようなことがありましたら、またコメントしてくださいね。
では!
付け足しですが、まずオーストラリアについたら近くのGP(General Practitoner)に行ってみましょう。そこで出産をする病院を紹介してくれるはずです。また、病院では出産前にトレーニングなどを行っているので参加してみましょう。赤ちゃんの毛布の巻き方など細かいことからいろいろ教えてくれるはずです。私も妻と一緒に参加して、とてもためになりました。また、何か思い出したらここに書いていきますのでたまにチェックしてみてください。