日本からオーストラリア移住してきた私と妻のようなカップルには、頼れる親や親戚がそばにいません。つまり気軽に子供を預かってくれる人が周りにいません。
なので、チャイルドケアを利用せざるおえないのですが、オーストラリアのチャイルドケアは高いです。。。
でも大丈夫。永住権を持っているならオーストラリア政府からChild Care BenefitとChild Care Rebateという経済的サポートが受けられる可能性があります。
特にこのChild Care Rebateという制度は費用の半分を補ってくれるため、経済的負担をかなり減らしてくれます。
これは申請しておかないと絶対損です。ただし条件を満たしていないといけないので、注意してください。
チャイルドケアベネフィット(Child Care Benefit)とは
収入によって受けられるか受けられないかが決まります。もしサポートが受けられると判断された場合、利用しているチャイルドケア先に直接支払われます。
自分と妻合計の年収が以下の基準より下回っている場合のみ、サポートが受けられます(2016年10月現在)。子どもの人数によっても変わってくるので注意してください。
子供1人 | 子供2人 | 子供3人,それ以上 |
---|---|---|
年間$154,697 | 年間$160,308 | 年間$181,024 |
政府認定のチャイルドケアでないと対象外になるので、預け先に確認を取りましょう。
なるべく新しい情報を更新しているつもりですが、詳細は政府のサイトで確認してください。
とりあえずチャイルドケアを利用している子供がいて、年収が上記の基準を下回っている家族はとりあえず申請してみましょう。
負担してくれる金額は、収入や家族構成などによるので一概にいくらとは言えませんが、気になる人はここで計算できます。
申請はmyGovからできます。myGovはオーストラリアに移住する人は必ず知っておくべきサイトです。
数年前までは政府のオフィスにわざわざ足を運ばなければならなかったのに、今ではオンラインでいろいろできて本当に便利になったものです。
myGovからCenterlinkにアクセスし、左上のメニューからChild Care, Claim Approved Child Care Benefitを選びます。
後は画面に従って申請するだけです。
チャイルドケアリベイト(Child Care Rebate)とは
チャイルドケアリベイトはチャイルドケアベネフィットと違い、世帯収入は関係ありません。チャイルドケア費用の半分が、カバーされます。ただし、最大年間$7500までと上限が決まっています。
妻と夫が両方共、働いている、勉強しているなど(詳細は公式ページを参照)の状況でないと受けられません。また、二人のどちらかが永住権もしくは市民権を持っていること。
これはChild Care Benefitと違って直接、自分の銀行口座に振り込まれます。
なるべく新しい情報を更新しているつもりですが、詳細は政府のサイトで確認してくださいね。
まとめ
移住する国を選ぶ上で、その国の政府がどういうサポートを家族に提供しているかは重要な要素の一つです。
生活コストが低いからと発展途上国に住むのも悪くありませんが、そういう国は福祉が発達していないケースが多く、生活のいろんな面で困ることが多いです。
オーストラリアでは病院に行けば、無料で通訳者を呼ぶ事ができたり、子供を持つ家族に対しての福祉も充実しています。
オーストラリアの生活に興味のある方は、以前の記事も読んでみてみてください。
海外就職に興味のある方は、まずは英語転職.comで海外求人を探してみてください。
シドニーに来る予定がある方は、ホテル検索サイトhotels.comを試してみてください。
では以上です!
コメント