オーストラリアと言えば、短パン、半袖の服装で大丈夫と思う方もいるかもしれませんが、地域によって気候、天候もバラバラ。友人が旅行に来ると必ず、
「オーストラリアって案外寒いね」
と言います
暑く乾燥しているアウトバックから、パースのような熱帯性気候へ、飛行機で数時間で移動でき、急に冷え込んだり、日本人には体温調整が難しいです
特にアウトバック・エアーズロックに行く予定の方は服装に注意!5から9月は0度近くまで気温が下がり本当に寒いです!
また、オーストラリアは物価が高いため、気軽に服を買うのもためらうかもしれません。UNIQLOなどもありますが、日本で買った方が断然安いです
なので、どんな天候にも対応できるオールマイティーな服装を準備することが重要
この記事ではオーストラリア在住者が、オーストラリア旅行におすすめの服装、必須のアイテムなどを地域別に平均気温を東京とグラフで比較しながら紹介していきます
オーストラリア旅行にNGの服装
絶対ダメではないですが、持っていける荷物は限られているので、オーストラリア旅行に不向きなもの、なるべく避けた方がよい服装をリストしました:
- 黒、茶、ダーク系の服装
- タイトな服装
- 英語のTシャツ
- サンダル
ビーチで黒系の服を着ると熱を吸収し体温調整が難しいため避けた方よい。もちろん冬に着るのは全然あり
日本からオーストラリアまで、約9時間に及ぶ長時間の機内での服装にNGなのが、タイトなパンツ。きつめのジーンズは圧迫するのでなるべくゆったりしたパンツを選ぼう。個人的にはストレッチ性の高いジョガーパンツがおすすめ
意味がわからない英語が書かれているTシャツを着るのはやめておきましょう。オーストラリアは治安は良いですが、挑発的な言葉に反応する人もいます
サンダルは、ビーチにはありですが、街歩き、ブッシュウォーク用に別の靴をもっていこう。ビーチでも高低差、岩が多いところも多くなるべく水陸両用のサンダルの方が足への負担も少ない。このサンダルは靴擦れせずビーチでも街なかでも使える
オーストラリアにおすすめの服装
オーストラリアの変わりやすい天候、気温を考慮した上でオーストラリア旅行におすすめの服装は:
決して値段が高いものである必要はなく、手頃な値段のもので十分。ただし、軽く、他の服と合わせやすく、重ね着しやすく、雨や風などの悪天候にも対応できる服を持っていくのが良い
私が旅行で着るものは以下の通り:
Tシャツは「速乾性がある=乾きやすい」シャツがバックパッカーの間では人気ですが、個人的には少し厚みがあるアスレという高品質Tシャツがおすすめ。肌触りが本当に良い
気温差、悪天候を攻略するコツは、「重ね着」をすることで上の服と肌着を重ね合わせることで寒い日にも対応できる
オーストラリアは紫外線が強く、Tシャツで肌を露出していると逆に暑く感じる。なので腕を守ってくれる、長袖パーカーは必須。速乾性なのでダイビングの時にももちろん使える
オーストラリアのカフェやレストランに行くと、冷房が効きすぎていることがあるので、冷房対策として、女性は大判のストールが一枚ある体温調整がうまくできる。男性は前開きのパーカーがあると便利
オーストラリア観光に帽子と日焼け対策は必須!
服装も大切ですが、日焼け対策を忘れないように
まず、日焼け止め。最重要!
ただの日焼け止めじゃなくてなるべくSPF値が高いものを。ちなみにこちらはSPF100。日本製のものだとなぜか50ぐらいまでしかないんですけど、ちゃんと日焼け止めしたいならこれオススメ。
日焼け止めと同じぐらい重要なのがツバが大きい帽子。日焼け止めを塗り忘れがちな首や耳を守ってくれます。この帽子はUV加工済みでツバも広く使いやすい
また、紫外線から目を守るのに偏光レンズのサングラスも必要。日本だとファッションアイテム的に使われることが多いですが、オーストラリアでは当たり前
メルボルンはよく雨が降ります。あまり降らない地域でも日よけに傘を持っていくことをオススメします。
下の傘はアマゾンのベストセラー。頑丈なのに軽く、ワンタッチで開き、しかも紫外線遮蔽率100%。オーストラリア旅行に最適な傘です。
さらに詳しいオーストラリア旅行持ち物リストをチェックしたい人はこちら
オーストラリアのファッション文化とドレスコード
オーストラリア人のファッションはひとそれぞれ
人の目をあまり気にしない人が多く、冬でも半袖の人もいるし、電車内でジムウェア、レギンスなどの人もいて、自分が好きな格好、動きやすい格好をしている人が多いです
流行りのファッションは、やはりビーチ、サーファー系ファッションです。温かい気候なのでゆったりしたTシャツやジーンズが人気なのも理解できます
ちなみに、オーストラリア人にもUGGブーツは人気ですが、外履きより、冬に室内のスリッパとして履く人が多いです。もちろん、外履きでも全然ありです。オーストラリアではいろんなタイプのUGGブランドがあり、お土産に購入を考えている方はこちらの記事を参考にしてくてください。「アグブーツを安く購入する方法」
服装が自由な文化のオーストラリアですが、フォーマルな場面では服装を選ぶ方が多いです。レストランや小奇麗なカフェなどでは、少しだけフォーマルな格好を選ぶと良い。例えば、女性なら、長袖のブラウスなどがあると便利
男性はオックスフォード系のシャツが一枚あると便利。洗濯してもシワが目立ちにく、また七分袖のシャツが夏に最適。下のシャツは伸縮性があり旅行にも仕事にも使えておすすめ
オーストラリアの平均気温表
オーストラリアの冬は6月から9月。日本と真逆
都市によって気温差はありますが、オーストラリアの冬の平均気温は約10度前後ですが、ウルルとタスマニアの冬は寒く0度近くまで下がります
下に東京と、オーストラリア主要都市の平均気温をまとめました。赤が夏で、青が冬。オーストラリアは12月から2月にかけて真夏
日本と季節が真逆なので、日本が冬の時、オーストラリアは真夏。日本が夏の時、オーストラリアは真冬なので、持っていく服装が難しい。厚めのダウンを持って行くとオーストラリアでは全く必要なくて邪魔になったり、逆に、オーストラリアの冬に半袖、半パンだけで来ると風邪を引いてしまったり。。
ウルル・アリススプリングスでの服装と気温
オーストラリアの中心、エアーズロックで有名なウルルの最高気温は35度、最低気温は、0度近くになり気温差がかなりあります
オーストラリアでも過酷な砂漠地帯にあり、雨がほとんどふらないため乾燥しています
ウルルの夏は12、1, 2月で、このあたりは避けるのがベスト
夏は気温、紫外線など日本と比較にならないぐらい過酷な環境です
日焼け止めで紫外線対策はもちろんのこと、虫対策も必須。以下のような虫よけネットは現地でも販売されていますが、ぼったくられるので日本のAmazonで買っておきましょう
ウルル、行くならトレッキング、もしくはトレーニング系のパンツが最適。トレーニングパンツと履きなれたスニーカーで行くのがベスト
メルボルン・シドニーでの服装と気温
メルボルンとシドニーは、東京、大阪のようにファッションレベルが少し高め。以下のようなダウンジャケットがおすすめ
涼し気なロングワンピースを持って行くと良い:
シドニーの冬は平均気温、東京の春(4月頃)と同じくらい。肌寒いと感じるはず。東京の冬のようにゴワゴワのダウンを着る必要はないですが、軽いジャケットは夜になると重宝する
気温差を攻略するコツは、重ね着で、薄めの長袖、ジャケットなどを複数持っていき、その時の気温に合わせて重ね着しよう。以下の軽量ダウンジャケットはアマゾンで
ゴールドコースト・ダーウィン・ブリスベンの服装と気温
ダーウィンは一年中夏と言ってもいいぐらい常夏
最高気温30度以上、最低気温が約20度なので、短パン、半袖が大活躍します
こんなショートパンツがあると、カフェやレストランにもドレスコードを気にせずに入れるので便利
ゴールドコーストの夏(12月から2月)は、最高気温29度の最低が20度ほど
東京の夏ほど暑くはないし、湿度も低いので暑いけれど過ごしやすく感じます
冬(6月から8月)の最高気温は約21度で、最低気温は10度前後
ゴールドコーストの冬は東京の春から夏にかけて少し暖かくなってきたぐらいの気温
夏は基本、短パン、半袖で十分ですが、室内でクーラーが効きすぎているカフェもあるので、軽い上着を一枚持っていきましょう
ブリスベンとゴールドコーストはほとんど一緒の気候・気温です
タスマニアでの服装と気温
シドニー・ゴールドコーストと比べて、メルボルンやタスマニアは夏はそこまで暑くなく、冬はかなり寒い
東京の冬ほどではありませんが、真冬の一歩手前ぐらいでしょうか
しっかりしたジャケットは必要
普通のダウンだとモコモコするし、脱いだ時に邪魔になるので、オーストラリアを旅するには、ウルトラライトダウンが最適
パタゴニアのウルトラライトダウンは品質の良い羽毛を使っているので、驚くほど軽く、しかも耐久性が全然違う。長く使いたいならこっちの方が買い
また、ヒートテック的なインナーがあるとむちゃくちゃ重宝します
まとめ
最後に、出発直前に、天気をチェックしておきましょう。
どうしても寒い時は、インナーを何枚も持っていって、ウルトラライトダウンの下に着ればうまく体温調整できるはずです。
また、オーストラリアに旅行する時期によって航空券代が大きく変わってくるので、最安値をスカイスキャナーでチェックしておくのがベスト。日程を少しずらすだけでかなり値段に違いが出ることも。
滞在中に風邪を引かないためにも、雨対策、防寒具の準備を忘れないようにしてくださいね。
では!
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