オーストラリア教育・学費が目玉が飛び出るほど高い!日本の小中高の学費と比較

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オーストラリアで子育て


オーストラリア移住まもない人は、子供の教育費が気になるかと思います

教育費は都心部か地方か、入学する年度によって大きく違います。基本的に都心部、人口が多い地域ほど、年度が新しいほど、教育費が高くなる傾向があり、特に私立は日本と比較しても目玉が飛び出るほど高く、これからもどんどん上昇していくと予想されています

最も人口が多いシドニーがあるNSW州を例に見ていきます。以下の情報、ASG(The Australian Scholarship Group )という団体によるレポートをもとにしています。2019年に生まれた子供が将来、小中高の学費の予想です。物価が高いNSW州でさらに物価が上がることを予想して算出された額なので、今の学費より多めに見積もってあると考えてください。ちなみに、教育費は、学費だけでなく、制服、楽器、コンピューター、交通費などを含みます

記事の最後にリンクも貼るので詳細が気になる方はチェックしてください

オーストラリアNSW州の学費総額(小中高)

NSW州都心部に住む子供が2019年に、プレップ(幼稚園)に入学した場合、year 1から12(日本で言う小中高)まで公立だけ、もしくは私立だけの学校に通学した場合の学費総額は以下の通り:

公立:66,470AUD
私立:461,999AUD

year 1 – 6が、日本で言う小学校、7 – 9が中学校、10 – 12が高校に当たります。合計すると、上記の額になります。私立だととんでもない額です。これは日本と比べて私立の学費が2 – 3倍ほど高いため。

さきほども書きましたが、あくまで2019年に生まれた子供が将来かかる額なので、物価の上昇なども含めて多めに見積もってあると考えてください。ちなみに、2020年、私の住むシドニー周辺の私立の場合、year 12にかかる学費だと、年間3,5000ドル程度になります。この学費も年々物価の上昇とともに上がってきていると聞くので、上で算出された予想額も案外間違っていないのかもしれません

オーストラリアと日本の私立学費を比較

上の数字だと、学費以外の費用も含まれるため、少しわかりにくので学費だけで比較してみました。

東京の私立中学校3年間で、260万円、高校3年で270万円程度です。つまり、年間約90万円。オーストラリア私立中学校の学費は約32000ドル、高校は約35000ドルで、日本円にすると年間245万円

つまり、約2.7倍オーストラリアの私立高校の方が日本の私立高校に比べて学費が高いということになります

オーストラリアの教育費を節約するには

同じ年度に入学した子供でも、都心部か地方か、都心部ならどの都市かによって大きく変わってきます。私が調べたかぎりNSW州のシドニーが最も教育費が高い都市のようです

成績が優秀な子供はセレクティブスクールに行くことができるため、学費は公立の学校と同じような学費になり節約できる。

途中から公立から私立に移る場合は、私立に入学した年数で教育費は大きく変わってきます。例えば、year 7から私立に入学した場合、

31,203AUD (prep to year 6)
303,722AUD (year 7 to year 12)

合計:334,925AUD

になります。次は大学の費用を計算し、オースラリアでかかる教育費にかかる全体像を見ていきます

教育費を減らさずに、家賃を減らせば節約できる?

じゃあ、家賃が高いNSW州ではなく、VIC州に住めば良いかとも思いますが、NSW州にはたくさん、selective schoolがあるのに対して、VIC州はわずか4校しかないので、単純に安い地域に住めば良いというわけでもないんですよね。

NSW has 48 selective schools. Victoria has 4. There’s an interesting history behind this…

VIC, NSW州以外ならもっと家賃がやすいけれど、仕事があまり見つからなくなってしまいますし。難しいです。

参考リンク
https://www.asg.com.au/about-asg/media/asg-planning-for-education-index-2019
https://www.knox.nsw.edu.au/
https://www.newington.nsw.edu.au/
http://www.ko-jukennavi.net/life/hiyou/#2019

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