永住者の私は何度も日本とオーストラリアを往復しているので、否が応でも安く航空券(チケット)を買う方法が身につきます。
オーストラリア旅行の旅費を安く抑えるには、基本的に3つの要素で決まります。
- 時期
- 行き先(都市)
- 航空会社
というわけで、今回はオーストラリア観光する方のために、私がこの3つの要素について、またいつも航空券を買う時に気をつけていることをまとめてみました。
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オーストラリア旅行飛行機代が安い時期はいつ?
航空券の値段を決める一番重要な要素は「時期」です。一番安い時期は基本、航空会社が乗客の”少ない期間”に値引きします。
日本からオーストラリア便の安い時期は大きく分けて4つ:
- 1月の2週目以降から3月の上旬
- 5月の中旬から7月中旬
- 8月下旬以降から9月の上旬
- 10月の2週目以降から12月の上旬
これら時期にチケットが安くなる。
勘の良い人なら分かると思いますが、以下の日本の大型連休後に安くなっていることが分かるでしょう。
- 年末、正月休み(12月の下旬から1月の上旬)
- 春休み(3月)
- ゴールデンウイーク(5月上旬)
- 夏休み、お盆(8月上旬から下旬)
当たり前ですが、日本からオーストラリア行きの便はほとんど日本人が占めています。
その日本人の多くが大型連休中に旅行を計画するので、自然とその時期が高くなってしまいます。
そして、、
もうひとつチケットの値段を決めるのは、オーストラリアの大型連休です。
日本と同じように、オーストラリアにも大型連休があり、その時期は多くのオーストラリア人が日本に訪れるため自然とチケット代が高くなります。
特にイースター(3月の下旬から4月の上旬)はオーストラリアでは大型連休なのでこの時期の航空券は高くなります。
なのでこれらの連休期間を避けるのが航空券を安く済ますための一番のコツです。
注意!チケットを安く予約するための常識
航空券を予約する上で常識ですが、基本的に、直前にチケットを申し込むと高くなります。
できる限り、数ヶ月前に予約した方が安く予約できるはずです。出発数日前に突然キャンセルされたチケットが時々安く買えますが、予定が決まっていないバックパッカー以外は事前に予約するのがおすすめです。
また、金曜と土曜を避けるのも常識。ほとんどの人は週末に合わせて休みをとるので、金、土曜日に帰りの便を予約すると高くなります。逆に言えば、金、土曜を避けるだけで1,2万円安くなることもあったりします。
旅費が安いオーストラリアの行き先(都市)はどこ?
オーストラリアの飛行機代が決めるのは、時期だと説明してきましたが、行き先(都市)も重要です。
基本的に日本から直行便が出ている都市の航空券は安くなり、そうでない都市は別の都市を経由になるので、高くなります。
特に注意してほしいのはエアーズロックで有名なアリススプリングスに行く人は、直行便はもちろんありませんし、しかも観光客しか基本的にいないので特別な飛行機になり値段も若干高くなります。
以下にオーストラリアの主要都市と、日本の空港からの直行便有り無しをまとめておきました。
直行便あり
- シドニー 羽田、成田、関空
- メルボルン 成田、関空のみ
- ケアンズ 成田、関空のみ
- ゴールドコースト 成田のみ
- ブリスベン 成田のみ
直行便無し
- パース
- アリススプリングス
- その他の都市
オーストラリア航空券の相場はいくら?
まず、オーストラリアへ行くチケットで一番安いのはケアンズ行き。次がシドニー行きです。
実際に僕が2018年に成田、シドニー間の往復の航空券を予約しようとすると:
2018年2月26日から3月2日までなら大体、6万円で成田 、シドニー間の往復の航空券が買えます。
その反対に最も高い時期は年末年始で例えば、2017年12月26日から2018年1月7日の往復航空券は14万円ほどします。
これ以外の時期に同じチケットを買おうとしたら、大体平均で9万円ぐらいです。
もし9万円を切っているなら相場以下と判断して大丈夫。買っておいて損はないです。
オーストラリアのベストシーズンはいつ?
航空券が安いと言っても、やっぱり一番気候が良い時期に行きたいですよね。ではオーストラリアはどの時期に行くのがベストなんでしょうか。
オーストラリアのベストシーズンは春と夏。日本の秋と冬です。
オーストラリアは日本と季節が逆ですが、日本の春秋はオーストラリアも秋春で比較的穏やかな気候。
長期滞在者も一時帰国は春秋が1番楽という方も多いです。
9月、10月はオーストラリアにとって春。
シドニーでは花が咲き始め、昼は気温20度前後まで暖かくなり、僕が一番好きな季節です。
12月から2月にかけてはオーストラリアでは夏。
気温は30度ぐらいまで上昇。オーストラリアと言えば夏、ビーチというイメージがある人にはこの時期がいいと思います。
しかし日本の夏とくらべて湿度が低いため、過ごしやすく感じるはずです。
特に1月はテニスで有名なメルボルンカップもあって、テニス好きには堪りません。
さきほども言いましたが、正月、ゴールデンウィーク、盆休みが一番高い時期なのでできれば避けた方がいいです。
格安航空会社を狙う
チケットを安く買いたいという人はLCC(Low Cost Carrier)を利用しましょう。
格安航空会社(LCC)とは、サービスが簡素化されている代わりに低価格でチケットが買える航空会社のこと。
安いかわりに食べ物や飲み物のサービスが有料ですが、少し我慢すればかなり安くなるのでおすすめ。
格安航空会社は頻繁にセールもやっていて、往復4万円以下で成田・シドニー間のチケットが取れるというのもよくある話です。
ただセールがある時期は予測できないので、チケット検索サイトで比較しましょう。
おすすめのサイトはスカイスキャナー。たくさんある航空券の中から日、月別に最低価格をグラフにして表示してくれます。
スカイスキャナーをうまく利用するにはちょっとしたコツが必要なので以前書いたこの記事を参照してみてください。
ホテルをまだ決めていないなら航空券+ホテルでさらに安くできる
僕がおすすめしているのが、エクスペディアの航空券+ホテルのパッケージです。
エクスペディアはホテルや空港会社と提携し、大量の部屋や座席をまとめて予約しているので時々すごく安いパッケージがあります。
パッケージと言っても団体行動する必要はなく、ホテルに到着したら別行動なので自由に旅行できますし、
ホテルと航空券を別々に予約しないでいいので手続きが面倒な人にも向いていると思います。
エクスペディア以外にも航空券+ホテルのパッケージを提供している会社はありますが、
エクスペディアは最低価格保証をしてますし、この業界の最大手というだけあって、エクスペディアの航空券+ホテルのパッケージが大体安いと思います。
しかもマスターカードで決済すると2500円オフになるのでクレジットカードがある人は利用しましょう。
カードをまだ持って居ない人は、イオンカード(WAON一体型)は年会費無料のマスターカードなので持っておいて損はしないでしょう。
航空券を安く買うコツまとめ
年末年始を除いた10月から3月にかけてが一番安い。逆に年末年始が一番高い。10月から1月にかけてが一番良い気候。
サービスは悪くても格安航空券がほしい人は、スカイスキャナーで予約。
ホテルをまだ予約していない人は、【航空券+ホテル】エクスペディアでホテルと航空券をまとめて予約すると別々に予約するよりも安くなることがある。
最後に、予約する際、自分の名前と日程を間違わないようにしましょう。間違えると最悪搭乗できなくなったり、キャンセル料が発生してしまうので必ず予約ボタンを押す前に何度も確認しましょう!
では良い旅行を!
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